5027東証グロース情報・通信業
AnyMind Group株式会社
年初来安値 ¥375年初来高値 ¥829
¥613
2026-07-08 時点・参考値
時価総額 374.0億円
年初来 安値 / 高値
¥375 / ¥829
50日 / 200日移動平均
451 / 552
β(市場感応度)
2.08情報・シグナルではない
実測売買代金(10日)
¥213.7百万/日・出入口=流動性
平均出来高(10日 / 90日)
348,680 / 346,900
機関 / 内部者 保有
21.1 / 55.6%
このページを共有
時価総額14位
374.0億円
発行済 61,009,950株
PER(実績)26位
125.4
株価÷実績EPS
PBR(実績)31位
14.38
BPS ¥43
実質PER
現金控除後の割安度
益回り(EBIT/EV)23位
-0.76%
EBIT÷企業価値
FCF利回り
%
フリーCF÷時価総額
ROIC20位
-2.9%
投下資本利益率
ROE(実績)20位
10.8%
有報 報告値
営業利益率29位
-0.6%
営業益 -3.5億
自己資本比率24位
33.4%
配当利回り9位
0.33%
実績1株配当ベース
EPS(実績)
4.9
25/12期

RESULTS 直近業績(25/12期・単年)

損益(PL)
売上高
573.0
前年比 +13.0%
営業利益
-3.5
前年比 +40.9%
経常利益
-3.5
前年比 +30.6%
純利益
2.9
前年比 +116.5%
財政状態(BS)
総資産
76.2
前年比 +27.7%
純資産
26.6
前年比 -10.4%
現金
有利子負債
95.6
前年比 +84.4%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
投資CF
財務CF
フリーCF
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF
JINGI 解析 / 無料
読解タイプM&A連打で伸びる越境コマース支援・利益は薄氷型

AnyMindは「国境を越えたビジネス支援」を掲げ、アジア・中東15ヵ国でインフルエンサー活用のマーケティングと、ECサイト構築・物流・自社D2Cブランドまでを一気通貫で担う会社です。売上は5期連続増収(192.5億→573.0億円)と勢いがありますが、事実表ベースの本業損益(営業利益率)は2024年-1.18%、2025年-0.62%と赤字が続き、純利益はようやく黒字化した水準です。M&Aで規模を買う戦略の裏で、自己資本比率は95.1%→33.4%まで低下、有利子負債は約95.6億円へ膨らみ、純資産の1株価値(BPS)は85.4→42.64円と縮んでいます。株価613円に対しPER125倍・PBR14倍は、実績利益ではなく将来の成長を強く織り込んだ水準です。筆頭株主・十河宏輔氏が37.69%で拒否権級を握り、浮動株は22.77%と薄い。増収は本物だが利益とバランスシートには留保が必要な型です。

✓ 直近5期連続増収▲ 純資産(BPS)の逓減▲ 営業赤字▲ 筆頭株主 十 河 宏 輔 37.69%(特別決議拒否権級)▲ 実質浮動株22.77%

直近5期連続増収。売上 192.5→573.0億

純資産(BPS)の逓減。BPS 85.4→42.64(3期連続減)

営業赤字。営業利益率 -1.18%→-0.62%

筆頭株主 十 河 宏 輔 37.69%(特別決議拒否権級)。実質浮動株22.77%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

実質浮動株22.77%。機関サイズは出口に厚み制約(流動性・出入口)

Deep Research / 無料公開分 なぜこの株価か・罠か安全域か

一次開示(有報)から「なぜこの株価か」を一つずつ解きほぐします。各回答は結論の一文を太字にし、詳細をその後に。専門用語はできるだけ避けています(「安全域」=株価が下値を守れる余裕、「罠」=バリュートラップ=割安に見えて構造的に割安な状態)。

① まず立てる仮説(看板 vs 実体)

看板は「アジア15ヵ国のマーケ×EC×物流を一気通貫で束ねる高成長プラットフォーム」。だが実体は、5期連続赤字を売上成長で塗り、2025年に初の黒字(純利益率0.51%)を絞り出した段階。堀の実在か、資金を燃やし続けるM&Aローラーかを、黒字の中身と借入依存で叩く。

リサーチ1堀(真似されにくい強み)は何か。それは利益率・ROICにどう表れ、5年推移とセクター比でどちらへ動くか。事業の質

堀の候補は、東南アジア中心15ヵ国での現地拠点網と、マーケ〜EC構築〜物流(AnyTag/AnyX/AnyLogi等)を束ねたクロスセルの束。ただし利益では堀が確認できない。ROICは-2.89、2021-24はROE-20〜-60と連続赤字で、2025年に純利益率0.51%・ROE10.8とようやく黒転。売上CAGR31%は本物だが、粗利率は基盤に無く、黒字はM&A3社連結と販管費抑制・生成AI効率化による1期分。単価×継続の値上げ力を利益率で示せておらず、現時点では『成長はあるが堀は未証明』。

定点観測 2026年以降も営業黒字(本文の営業利益1,798百万円)が継続し粗利率ROICがプラス定着すれば堀強化。単年で赤字回帰なら黒字は一過性と判明。
リサーチ2オーナー利益(FCF)は会計純益とどう違い、その差(設備投資/運転資本/非現金)は堀の証拠か脆さの兆候か。利益の実在

オーナー利益(FCF)は事実基盤で算出不能(営業CF・設備投資が非開示)。だがBSの動きが差の性格を示す。2025年に純利益293百万円を計上する一方、営業債権が1,425百万円増・M&A前払金が4,087百万円増と運転資本と投資で現金が外へ流れ、借入で6,316百万円を補填。純利益はプラスでも現金は買収と成長投資に吸われており、この差は『堀の証拠』ではなく、成長を借入で回す資金繰りの脆さの兆候寄り。会計黒字とキャッシュ創出は現時点で一致していない。

定点観測 2026年に営業CFがプラス定着し借入増に頼らず運転資本を賄えるか。営業債権の増加ペースが売上成長を上回り続けるなら回収遅延を疑う。
リサーチ3収益源の集中/分散は(主要顧客/取引先/単一サービス/キーマン)。一本足なら、どう折れるか。依存・集中

収益源は地域・プロダクトともに一定の分散がある。地域別は東南アジア49.3%、日本・韓国40.7%、その他10.0%で単一国依存は緩和。事業は単一セグメントだがブランドコマース(法人支援)とパートナーグロース(パブリッシャー/クリエイター支援)の2領域を持ち、プロダクトも多数。一本足の弱点はむしろ人と統合力——創業者への集中(内部者0.556)と、15ヵ国・多数M&Aを束ねる統合ノウハウがキーマン依存的。折れ方は、パートナーグロース領域の市場環境悪化(2025年に実際に収益性を圧迫)が続くと、法人支援の成長を相殺する形。

定点観測 地域構成の東南アジア偏重が是正されるか。2領域のうちパートナーグロースの縮小が全社利益をどこまで削るか。
リサーチ4現金を除いた実質の倍率(実質PER/PBR/益回り)はどの水準で、なぜそう出るか。純現金や自己資本の厚みなど、その水準の背景にある事実は何か。バリュエーション

現金を除いた実質倍率は事実基盤で算出不能(実質PERFCF利回りともnull、ネットキャッシュ非開示)。表面PER125倍・PBR14.4倍・益回り(EBIT/EV)-0.76という数字が語るのは、①利益がほぼゼロ(純利益293百万円)に対し時価総額367億円が乗る、②EBITがマイナスで益回りが負、という『収益に裏打ちされない評価』。純現金の厚みは無く(NCAV-46.8、有利子負債9,562百万円)、自己資本も痩せている(BPS42.6、自己資本比率33.4%)。高倍率の背景は資産の厚みでなく、将来の高成長期待を市場が前払いしている点。

定点観測 純利益が数倍に伸びPERが実体ある水準へ落ちるか。EBITがプラス転換し益回りが正に戻るか。
リサーチ5安く見える理由は一時的な要因(悲観の行き過ぎ)によるものか、構造的な要因(=罠)によるものか。冒頭の看板vs実体の見立てを、上の証拠でどう改訂するか。両読みとそれぞれの論拠は。統合

そもそも『安く見える』銘柄ではなく、PER125倍・PBR14倍と高評価の高成長株。争点は割安の罠でなく『期待の実在』。楽観の読み——売上CAGR31%と地域分散、2025年の初黒字と毎四半期改善、AI効率化で一気通貫プラットフォームが利益化局面に入った。悲観の読み——4期連続赤字の後の単年0.5%黒字で、自己資本比率は89→33%へ薄化、借入依存でM&Aを買い、貸倒引当金5,110百万円と財務制限条項という脆さを抱える。看板『高成長プラットフォーム』はほぼ事実だが、実体は『利益とキャッシュの実在をこれから証明する段階』へ改訂すべき。

定点観測 純資産逓減(BPS85→42)と営業赤字フラグが反転するか。連続増収が利益率上昇を伴う『質の成長』へ変わるか。
② 結び:罠か、安全域か(証拠で見直した結論)

暫定の見立て『高成長プラットフォーム』は看板として概ね正しいが、実体は改訂を要する。強気の芯は売上192→573億の一貫成長・地域分散・2025年初黒字と毎四半期改善。弱気の芯は、その黒字がM&A連結と販管費・AI効率化による単年0.5%で、資本は借入で回し自己資本比率89→33%へ薄化、貸倒引当金5,110百万円と財務制限条項という脆さを抱える点。結論は割安/割高の判定でなく、『利益とキャッシュの実在をこれから証明する成長期の入口』。二読の分岐は、黒字が構造化するか単年で終わるかに尽きる。

🔒
有料プランで 全21リサーチ+この会社固有のリサーチ+継続監視
正常化利益・資本配分・関連当事者(富の抜き取り)・理論株価・下方シナリオ 等。各答えは開示に接地し、反証(定点観測)を必ず添えます。
情報提供であり売買を推奨するものではありません。各回答は開示事実に接地し、判断は読者に委ねます(両論・定点観測つき)。

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
売上高(百万)19,25224,79033,46050,71357,300
営業利益(百万)-599-354
経常利益(百万)-53-40-423-510-354
純利益(百万)-566-1,958-1,298-1,778293
EPS(円)-14.0-36.5-22.6-30.14.9
1株配当(円)2.0
営業利益率(%)-1.2-0.6
ROE(%)-20.6-40.2-28.3-60.010.8
自己資本比率(%)89.095.188.948.133.4

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
総資産(百万)3,0825,0365,0215,9657,619
純資産(百万)2,7424,8694,5912,9632,655
流動資産(百万)2,8292,162
流動負債(百万)1,3352,346
現金(百万)
有利子負債(百万)5,1869,562
ネットキャッシュ(百万)
BPS(円)53.185.476.648.042.6
自己資本比率(%)89.095.188.948.133.4
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/1222/1223/1224/1225/12
営業CF(百万)
投資CF(百万)
財務CF(百万)
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
-200億0億200億400億600億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 売上高 193億 ・ 純利益 -6億22/12 ・ 売上高 248億 ・ 純利益 -20億23/12 ・ 売上高 335億 ・ 純利益 -13億24/12 ・ 売上高 507億 ・ 純利益 -18億25/12 ・ 売上高 573億 ・ 純利益 3億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
-10%-5%0%5% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 -2.9%22/12 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 -7.9%23/12 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 -3.9%24/12 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 -1.2% ・ 純利益率 -3.5%25/12 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 -0.6% ・ 純利益率 0.5%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-80%-60%-40%-20%0%20% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ ROE -20.6% ・ ROA -18.4% ・ ROIC —22/12 ・ ROE -40.2% ・ ROA -38.9% ・ ROIC —23/12 ・ ROE -28.3% ・ ROA -25.9% ・ ROIC —24/12 ・ ROE -60.0% ・ ROA -29.8% ・ ROIC -5.1%25/12 ・ ROE 10.8% ・ ROA 3.8% ・ ROIC -2.9%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
-40円-20円0円20円 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ EPS ¥-1422/12 ・ EPS ¥-3623/12 ・ EPS ¥-2324/12 ・ EPS ¥-3025/12 ・ EPS ¥5
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円0.5円1円1.5円2円0%20%40%60% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —22/12 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —23/12 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —24/12 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —25/12 ・ 1株配当 ¥2 ・ 配当性向 40.9%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億20億40億60億80億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 総資産 31億 ・ 純資産 27億22/12 ・ 総資産 50億 ・ 純資産 49億23/12 ・ 総資産 50億 ・ 純資産 46億24/12 ・ 総資産 60億 ・ 純資産 30億25/12 ・ 総資産 76億 ・ 純資産 27億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円50円100円0%50%100% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ BPS ¥53 ・ 自己資本比率 89.0%22/12 ・ BPS ¥85 ・ 自己資本比率 95.1%23/12 ・ BPS ¥77 ・ 自己資本比率 88.9%24/12 ・ BPS ¥48 ・ 自己資本比率 48.1%25/12 ・ BPS ¥43 ・ 自己資本比率 33.4%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億10億20億30億0%100%200%300% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —22/12 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/12 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/12 ・ 流動資産 28億 ・ 流動負債 13億 ・ 流動比率 211.9%25/12 ・ 流動資産 22億 ・ 流動負債 23億 ・ 流動比率 92.2%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産・固定負債(億円)
0億20億40億60億0%100%200%300% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —22/12 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —23/12 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —24/12 ・ 固定資産 31億 ・ 固定負債 17億 ・ 固定比率 105.8%25/12 ・ 固定資産 55億 ・ 固定負債 26億 ・ 固定比率 205.5%
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金・有利子負債(億円)
0億50億100億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 現金 — ・ 有利子負債 —22/12 ・ 現金 — ・ 有利子負債 —23/12 ・ 現金 — ・ 有利子負債 —24/12 ・ 現金 — ・ 有利子負債 52億25/12 ・ 現金 — ・ 有利子負債 96億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
純利益率(%)-2.9-7.9-3.9-3.50.5
ROE(%)-20.6-40.2-28.3-60.010.8
ROA(%)-18.4-38.9-25.9-29.83.9
総資産回転(回)6.254.926.668.507.52
営業CF率(%)
営業CF/純益(倍)
配当性向(%)40.9
売上 前年比(%)28.835.051.613.0
純資産 前年比(%)77.6-5.7-35.5-10.4
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/12
¥—
22/12
¥—
23/12
¥—
24/12
¥—
25/12
¥2.0
配当利回り 0.33%・配当性向 40.9%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
FCF利回り
%
ROIC20位
-2.9%
EV / EBITDA
粗利率
%
アクルーアル比率
%
売上CAGR
31.4%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
0.5%
ROA
3.9%
総資産回転
7.52
実効税率
0.3%
現金変換(CFO/営業益)
CFO/純益(平均)
累計営業CF
FCFマージン
%
EV・資本コスト・複利
EV
463.2
EV/EBIT
EV/売上
0.81
益回り(EBIT/EV)
-0.8%
維持capex(capex/減価)
BPS CAGR
-5.3%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
0.92
純負債/EBITDA
インタレストカバレッジ
-5.9
債務返済年数
配当性向
40.9%
連続増配
希薄化率
3.89%
浮動株時価
85.2
すべて一次データ(有報+株価)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
22.8%
発行済−上位10−自己株
支配株主
十 河 宏 輔
37.7% 保有
1. 十 河 宏 輔37.7%
2. 小 堤 音 彦9.6%
3. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)8.4%
4. 日本グロースキャピタル投資法人4.9%
5. JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合4.1%
6. JAFCO Asia Technology Fund VII Pte. Ltd.3.4%
7. JPインベストメント1号投資事業有限責任組合3.0%
8. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.2%
9. 渡 邊 久 憲1.9%
10. 野村證券株式会社1.4%
上位10で 76.7%・発行済 61,009,950株・自己株 1,250,000株・浮動株 13,890,696株・株主 4,806名。所有者別(単元): 外国人 26.3% / 機関 13.6% / 個人 54.4%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

解析 / 統治 統治・資本の使い方

政策保有株式(簿価合計)0.0百万円(0銘柄)
役員報酬総額 / 役員数33.0百万円 / 6名
平均年間給与(提出会社)
従業員数(連結)2,160名
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役CEO 十河 宏輔
本社所在地東京都港区六本木六丁目10番1号
市場 / 業種東証グロース / 情報・通信業
決算期12月
上場日
親会社
監査法人PwCJapan有限責任監査法人
従業員数(連結)2,160名
EDINETコードE37466
英名

解析 実質キャッシュ → 実質PER(安全域)

時価総額
374.0億
実質キャッシュ
—億
現金/時価
—%
実質PER
—倍
現金—億=時価総額の約—%。これを除いた実質PERは —倍で、見かけのPER(125.4倍)と対比=キャッシュの厚みで測る安全域情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価:各手法の考え方

EPV(収益力価値) — 今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な内在価値。下限の物差し。成長企業では低めに出やすい。
配当割引(DDM) — 将来の配当を現在価値に割り引いた価値。配当が安定した会社に向き、低・無配だと過小評価に振れやすい。
正常化EPS×正当PER — 一過性をならした「平常時の1株利益」に、妥当と考える倍率を掛ける。前提のPER次第で大きく動く。
成長考慮(割引) — 正常化EPSに成長を織り込んで割り引く。割引率>成長率のときだけ成立。
この銘柄は収益系の理論値算定が困難です。収益系の理論値は算定困難・参考外(正常化利益が非正)。参考として資産の下値(BPS・NCAV)は財務・BSのカードをご覧ください。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(継続監視の起点)

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SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループは「Make Every Business Borderless」というミッションのもと、ブランド企業へのソーシャルコマース(注1)及びソーシャルメディアマーケティング(注1)支援を中核として、EC及びD2C(注1)支援、物流・生産管理等を含むバリューチェーン全体を支援するプラットフォームを提供しております。アジア・中東を中心に世界15ヵ国・地域にて事業を展開しており、2025年度における地域別売上収益比率(注)は東南アジアが49.3%(前連結会計年度末51.5%)、日本及び韓国が40.7%(前連結会計年度末35.9%)、インド・中華圏等のその他地域が10.0%(前連結会計年度末12.6%)となっております。なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。(注)地域別売上収益比率は、子会社の所在地における内部取引消去前の売上収益に基づいて算定しております。 昨今のインターネット・テクノロジーの進化を通じて個人も法人も誰もがブランドを築き、グローバルにビジネスを展開できる世の中になってきていると考えております。一方で、まだ国や業界を跨ぐと情報の非対称性や、サプライチェーンの複雑さ、地理的・文化的な制約などが存在しております。そのような制約や複雑性はブランド構築や商品販売を行うための工程において複数の事業者や異なるサービスと連携をするハードルが要因の1つとしてあげられます。当社グループは、法人クライアント向けにはマーケティング支援に加え、EC戦略やECサイト構築・運用、物流管理に至るまでのバリューチェーン全体を一気通貫で支援しております。また、パブリッシャー(注1)やクリエイター(注1)の収益向上に向けた支援も展開しております。複数のプラットフォームを開発・提供しており、これらとオペレーション支援を組み合わせた「BPaaS(注1)」モデルの提供を通じ、DX推進と業務の効率化・省人化を実現し、クライアントの事業成長に貢献します。 当社グループはインターネット関連事業の単一セグメントでありますが、ブランドコマース(法人ブランド支援)、パートナーグロースの2つの領域にて事業を展開しております。 事業領域プロダクト種別具体的な当社プラットフォームまたはサービスの名称ブランドコマース(法人ブランド支援)マーケティングAnyDigitalAnyTagD2C/EC(注1)AnyShopAnyXAnyChatAnyLogiAnyAIAnyLiveAnyGiftパートナーグロースパブリッシャーグロースAnyManagerクリエイターグロースAnyCreator (1) ブランドコマース(法人ブランド支援)領域について当社グループはインフルエンサーマーケティング等のマーケティングと、ブランドの設計・企画から、ECサイトの構築・運用、オフラインを含む物流管理に至るまでのバリューチェーン全体を「ブランドコマース(法人ブランド支援)」と定義し、その各プロセスでサービスを提供しております。当社グループは創業以来、事業の軸として展開するインフルエンサーマーケティング、モバイルマーケティング、デジタルマーケティング支援のためのマーケティングプラットフォームを、アジア全域にて法人クライアントへ提供しております。また、新しくブランドを立ち上げたいクリエイターにはD2Cブランド企画から販売・物流までのバリューチェーン全体を支援し、既にブランドを有する法人クライアントへはクライアントのニーズに合わせて、ECサイト構築・運営、マーケティング、物流管理、越境対応等の個別ソリューションでの支援もしくは包括支援を行っております。そのほか、自社D2Cブランドの構築・運営も行っております。 これらのブランドコマース領域においては、マーケティングプラットフォーム「AnyTag」「AnyDigital」と、ECサイト構築・運営、複数ECチャネルの一元管理、会話型コマース(注1)、ライブコマース(注1)、物流管理、等を支援するD2C/ECプラットフォーム「AnyShop」「AnyX」「AnyChat」「AnyLive」「AnyLogi」「AnyAI」「AnyGift」等を提供しております。 (マーケティングプラットフォーム)当社グループのマーケティングプラットフォームでは、インフルエンサーマーケティングの企画・推進・管理を行うプラットフォームである「AnyTag」、デジタル・モバイルマーケティング支援プラットフォームである「AnyDigital」を中心にブランド運営事業者に対してマーケティングソリューションの提供を行っており、2025年度において当社グループの全社売上収益に対して43.3%の割合を占めております。インフルエンサーマーケティングとは、ソーシャルメディア上で影響力を持つインフルエンサー(クリエイターを含む)がクライアント企業の商品・サービスを直接体験し、その価値を伝えることによるマーケティング活動の支援を行うアプローチです。ソーシャルメディアを通じてユーザー目線で商品の価値を写真や体験談等を伝えることにより、商品・サービスの特性や価値が消費者に伝わりやすく、ブランディングや認知度の更なる向上が期待できることから、その手法に対する需要は高まっております。インフルエンサーマーケティングにおいて、当社グループは、広告主に対し、「AnyTag」の提供を通じて、マーケティング対象の商品・サービスやターゲットとするユーザーに適したインフルエンサーの調査・特定、市場調査、インフルエンサーとの交渉・マーケティング準備、マーケティングを実施する際のリアルタイムでのモニタリング・効果検証といった、広告主のマーケティング活動の包括的な支援をしております。また、インフルエンサーへそれぞれの特性やフォロワー層に適した案件機会を提供しております。既にグローバルで3,100,000人以上(2025年12月末時点)のインフルエンサーの情報がプラットフォーム上に登録されており、クロスボーダー案件や海外マーケティング案件含めて、多様なブランドの支援を行っております。デジタルマーケティングにおいて、当社グループは、広告主に対し、「AnyDigital」の提供を通じて、当社グループが各国で直接連携するインターネットメディアでの広告媒体と親和性の高い様々な広告フォーマットでの出稿、また、当社グループが連携するゲーム事業者及びパブリッシャーの運営するゲームアプリ上での広告配信を通じて、各メディア及びアプリのユーザーに対して、効果的なターゲティングを行うことによる広告効果の最適化といった、広告主のマーケティング活動の包括的な支援を行っております。当社グループはインフルエンサーマーケティング、デジタル・モバイルマーケティングも含めた多様なマーケティングソリューションを展開し、マーケティング戦略策定、広告運用の最適化、クリエイティブ制作支援、効果検証とモニタリング等、幅広いソリューションを提供しております。特に展開する15ヵ国・地域に跨るクロスボーダーでのマーケティング支援、各国でローカライズされた専門チームによる高度なマーケティング施策への対応により、グローバル企業のクライアント層を拡大しております。2025年12月期に当社グループがマーケティングプラットフォームによる取引を行った顧客は1,500社を超えております。 (D2C/ECプラットフォーム)D2C/ECプラットフォームとして、複数ECチャネルの一元管理ができるECマネジメントプラットフォーム「AnyX」をはじめ、会話型コマースを支援する「AnyChat」や国内外の物流パートナーのネットワークを活かして在庫や物流の管理を行う物流管理プラットフォーム「AnyLogi」、生成AIを搭載したライブコマースプラットフォームである「AnyLive」等を提供しております。2025年度において当社グループの全社売上収益に対して29.0%の割合を占めております。昨今、企業のデジタル化、オンライン化、海外市場展開、クロスボーダーECのニーズは高く、クリエイターも多様な収益源を求めています。法人クライアントやクリエイターがブランドを立ち上げ、運営する際の課題として、企画から販売、マーケティング、物流まで異なる領域で最適な外部パートナーを選定し、一貫したバリューチェーンを構築・管理することにハードルがあると考えております。それらの課題解決を行うために、当社グループはブランドの設計・企画から、ECサイトの構築・運用、複数ECモールのデータ管理、会話型コマース、マーケティング、ライブコマース、物流管理に至るまでの主要ソリューションを「ブランドコマース(法人ブランド支援)」としてワンストップで提供しております。またアジア全域でのサービス提供を行うことでクロスボーダーでの連携が可能な体制で運営しております。2025年12月末時点で展開又は支援するブランド数は267ブランドとなっております(クリエイター向け47ブランド、法人向け220ブランド)。また、自社プラットフォームを活用して自社ブランドの構築・運営も行っており、連結子会社である株式会社LYFTにおいてフィットネス用のアパレルやプロテイン製品を企画・生産・販売するブランドである「LYFT」を運営しております。 (2) パートナーグロー
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には下記のようなものがあります。なお、これらは、当社グループが事業を遂行する上で発生しうるすべてのリスクを網羅しているものではありません。また、文中における将来に関する事項につきましては別段の記載のない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境にかかわるリスク ① 参入市場について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:長期)当社グループが事業を展開しているEC市場、インフルエンサーマーケティング市場、デジタルマーケティング市場、EC市場では、スマートフォン市場の成長やブロードバンドの普及、新しいテクノロジーの活用により拡大傾向にあります。当社グループはこの成長は継続するものと見込んでおり、現在展開市場を軸に多角的に事業を展開する計画であります。しかしながら、今後国内外の経済情勢や景気動向等の理由により市場成長が鈍化、若しくは市場環境が変化するような場合には、当社グループ財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 技術革新等について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:長期)当社グループが事業を展開しているEC市場、インフルエンサーマーケティング市場、デジタルマーケティング市場、EC市場では、技術革新や顧客ニーズの変化のスピードが非常に早く、事業者はその変化に柔軟に対応する必要があります。当社グループにおいても、最新の技術や市場環境の変化を迅速に対応できるよう努めております。しかしながら、当社グループが技術革新や顧客ニーズの変化に対応できない場合、また変化の対応のためのシステムや人件費に多くの投資を要する場合、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 他社との競合について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期)当社グループが事業を展開しているEC市場、インフルエンサーマーケティング市場、デジタルマーケティング市場、Eコマース市場においては、多くの企業が事業展開しております。当社グループは展開領域において技術力や事業展開力を活かして高付加価値のサービスを提供することで市場における優位性を確立し、競争力を向上させてまいりました。今後もクライアント目線に立ってサービスをより充実させていくとともに、知名度向上に向けた取り組みも行ってまいりますが、他に優れたビジネスモデルの競合他社が現れた場合、既存事業者や新規参入事業者も含めた各市場での競争の激化により、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ システムトラブルについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期)当社グループの事業は、すべてインターネットを活用して行われており、そのサービス基盤はインターネットに接続する通信ネットワークに依存しております。安定的なサービス運営を行うために、サーバー設備等の体制強化を継続的に行っておりますが、地震等の自然災害や事故等により予期せぬトラブルが発生し、大規模なシステム障害が起こった場合には、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが構築しているコンピュータ・システムは、適切なセキュリティや保護手段を講じておりますが、自然災害や不正アクセス等による通信ネットワークの切断や障害が発生した場合、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ マーケティング市場の季節変動性について(顕在化の可能性:高、顕在化の時期:短期)当社グループが事業を展開しているインフルエンサーマーケティング市場、デジタルマーケティング市場、オンライン動画市場は、広告主の広告予算により構成されるため、広告主の予算の月ごとの配分の影響を受けます。特に年度末に多めに予算の配分を行う広告主が多く、年度末(日本国内及びインドにおいては主に3月、その他海外においては12月が中心となります。)に売上収益が集中する傾向があります。したがって、安定的に月次業績が推移する業種に比し売上収益及び利益の変動が起こりやすいほか、繁忙時に業務が継続するよう人員を確保しておく必要があるため、変動が大きく下振れ幅が顕著な場合には当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業体制にかかわるリスク ① 特定人物への依存について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期)当社の代表取締役である十河宏輔は当社グループが事業運営を行う全ての市場において豊富な知識と経験を有すると認識しており、新規事業の推進や経営戦略の構築等についての役割を担っております。当社は、特定の人物に依存しない体制を構築すべく、経営戦略の実行については各国経営陣に権限を委譲するなど組織体制の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏の当社グループにおける業務執行が困難になった場合、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 社歴が浅いことについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:短期)当社グループは2016年4月に創業されており社歴が浅いため、期間業績比較を行うために十分な期間の財務情報を得られず、過年度の業績のみでは今後の業績を判断する情報としては不十分な可能性があります。 ③ 優秀な人材の獲得・育成について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期)当社グループは今後の企業規模の拡大に伴い、当社グループのミッションや事業に対して共感した優秀な人材を継続的に採用し、強固な組織を構築していくことが重要であると考えております。今後、積極的な採用活動を行っていく予定でありますが、当社グループの求める人材が十分に確保・育成できなかった場合や人材流出が進んだ場合には、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 内部管理体制の構築について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期)当社グループの継続的な成長のためには、コーポレート・ガバナンスが適切に機能することが必要不可欠であると認識しております。業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、各社内規程の整備及び法令遵守を徹底してまいりますが、事業が急速に成長することによりコーポレート・ガバナンスが適切に機能しなかった場合には、業務運用体制に問題が生じ、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ Googleグループとの契約について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期)当社グループはパートナーグロース領域において、Googleグループとの契約に基づき、同社との取引を行っております。クリエイターグロースプラットフォームにおいては、当社グループが管理する動画コンテンツの利用許諾を同社に対して行い、当該コンテンツから生じる広告収益の一定料率分を報酬として受領しております。パブリッシャーグロースプラットフォームにおいては、当社グループが管理するメディア広告在庫を同社ネットワークを通じて販売することでその販売代金を同社より受領しております。当該契約が解除された場合、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ リコール発生などの品質問題に関するリスクについて(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期)当社グループはブランドコマース領域において継続的に新規ブランド及び商品を企画しております。当社グループは、商品の品質、安全性を重視しており、商品開発や製造委託事業者の選定においても常に品質を重視しております。しかしながら、意図しない商品不良等により大規模なリコールが発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 在庫に関するリスクについて(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:短期) 当社グループは、在庫の保有状況をモニタリングしながら生産数量と発注数量の調整を毎月実施し、滞留が予測される商品について販売施策を追加で立案することで在庫リスクの最小化を図っております。しかしながら、需要動向を見誤ったことによる欠品機会損失、ないし滞留在庫が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 新規事業開発について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期)当社グループの今後の事業展開としまして、事業規模の更なる拡大を目指して、新事業開発に引き続き積極的に取り組んでいく方針でありますが、新規事業の立ち上げは既存事業よりリスクが高いことを認識しております。市場理解や事業計画分析が十分であった場合でも、予測とは異なる状況となり計画どおりに進まない場合に投資資金の回収が困難になり、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 海外事業展開について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期)当社グループは海外で創業がなされ創業当時より海外での事業活動が中心であり、今後も成長戦略の軸としてもグローバル展開を積極的に行うことで中長期的な成長の実現を目指してまいります。特定地域への依存を避けることでリスク低減を図っているものの、国際情勢や各国特有の政治経済、売掛金の回収リスク等の状況により当社グループの事業の運営に影響が発生し、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当該シンガポール子会社は当社の重要子会社である中間持株会社であり、当社グループの連結
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態の状況(資産)当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べて、10,981百万円増加し45,143百万円となりました。これは主に、子会社株式取得による前払金の増加によりその他の流動資産が4,087百万円増加したこと、日本オフィスの契約更新及び増床に伴う使用権資産が2,281百万円増加したこと、売上収益の強い成長に伴い営業債権及びその他の債権が1,425百万円増加したことによるものであります。 (負債)当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べて、10,610百万円増加し、28,057百万円となりました。これは主に、借入金が6,316百万円増加したこと、日本オフィスの更新及び増床によりリース負債が2,387百万円増加したこと、増収により営業債務及びその他の債務が921百万円増加したことによるものであります。 (資本)当連結会計年度末の資本は、前連結会計年度末に比べて、370百万円増加し、17,086百万円となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により利益剰余金が927百万円増加したこと及び株式報酬型ストック・オプションの行使により資本金が65百万円増加した一方で、自己株式の取得にともない自己株式が747百万円増加したことによるものです。 ② 経営成績の状況当連結会計年度におけるアジア各国経済は、インフレ圧力の緩和に伴う金融環境の改善により、内需が堅調に推移いたしました。これに加え、デジタル経済の進展やインバウンド需要の回復がサービス消費を押し上げ、製造業においても底堅さが見られました。日本経済においても緩やかな回復基調が続いております。一方で、地政学的リスクの長期化や主要国の金融政策に伴う為替変動、通商政策の変化など、世界経済の先行きには依然として不透明な状況が続いております。こうした変化の激しい経営環境下において、当社グループは各事業領域において積極的な成長投資を継続いたしました。その結果、売上収益は引き続き着実な成長を維持しております。特にマーケティング事業及びD2C/EC事業を合わせた法人ブランド支援事業が牽引役となり、大型顧客の獲得が進んだ東南アジア市場で著しい成長を実現したほか、日本市場でも順調に事業を拡大しております。収益面においては、パートナーグロース事業における市場環境の変化が全社の収益性に影響を及ぼしたものの、法人ブランド支援事業の拡大に加え、販売管理費の適正なコントロール、さらには生成AIの活用による業務効率化を推進した結果、利益水準は第1四半期から第4四半期にかけて毎四半期着実に改善しており、収益基盤はより強固なものとなっております。さらに、持続的な成長基盤の構築を目的とした投資戦略を加速させております。生成AIを活用したプロダクト強化に加え、2025年を通じて法人ブランド支援事業領域のAnyReach社、Vibula社、NADESHIKO Beauty社の3社が相次いでグループへ参画したことで、M&Aによる大きなシナジー創出を図っております。 これらの結果、当連結会計年度の売上収益は57,300百万円(前連結会計年度比+13.0%)、売上総利益は21,932百万円(前連結会計年度比+16.9%)、営業利益は1,798百万円(前連結会計年度比△29.7%)、税引前利益は1,409百万円(前連結会計年度比△44.5%)、当期利益は1,002百万円(前連結会計年度比△57.6%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は927百万円(前連結会計年度比△60.3%)となりました。 なお、当社グループは、インターネット関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。 (参考)当社グループの売上収益の推移当社グループは2017年12月期以降、安定した成長を実現しており2025年12月期までの売上収益の年平均成長率は45.7%となっております。2017年12月期の東南アジアにおけるマーケティングプラットフォーム「AnyTag」、「AnyDigital」中心の収益構造から、2018年12月期は日本及び中華圏においてパブリッシャーグロースプラットフォーム「AnyManager」を積極的に展開し、2019年12月期にはクリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」をグローバルに展開開始したことに加え日本における「AnyTag」の事業の強化を行っております。2022年12月期においてはD2C/ECプラットフォームからの収益貢献の拡大もあり、収益モデルの分散が更に進み、広告主からのマーケティング報酬(マーケティング支出)に加えて、D2C/ECプラットフォームにおいて、商品販売収益、法人クライアントとの売上シェア(レベニューシェア)、月額固定報酬(サブスクリプション)、利用料に応じた従量課金等の重要性が高まりました。2023年12月期においてはD2C/EC事業におけるEC領域の拡大に取り組みました。2023年9月25日のDDI社の取得も追い風となりD2C/EC事業は前年同期比で過去最高の成長を記録しました。クロスボーダービジネスを含めた法人EC支援を推進することで、日本をはじめとするアジア諸国の旺盛な需要を取り込み、継続的な事業成長を達成しました。2024年12月期において当社グループは、独自のプラットフォームの継続的な強化を最優先し、卓越した価値を提供することに注力しました。2025年12月期においてはマーケティング事業及びD2C/EC事業を中心とする法人ブランド支援事業が大型顧客獲得により東南アジア及び日本市場で売上成長を牽引するとともに、販管費コントロールや生成AI活用により利益水準も着実に改善しております。さらに、3社のM&Aによるシナジー創出を通じて、中長期的な成長基盤の強化を図りました。 2021年12月期2022年12月期2023年12月期2024年12月期2025年12月期年平均成長率売上収益(百万円)19,25224,79033,46050,71357,30045.7% ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における「現金及び現金同等物」の残高は、前連結会計年度末比1,057百万円増加し8,607百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度末において、営業活動によるキャッシュ・フローは268百万円の収入となりました(前年同期比では2,131百万円の収入の増加)。これは、税引前利益1,409百万円を計上、減価償却費及び償却費の計上2,084百万円があった一方で、運転資金の増加に伴う1,427百万円及び前渡金の増加を主要因としたその他1,338百万円の支出、法人所得税の支払額568百万円等があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度末において、投資活動によるキャッシュ・フローは5,866百万円の支出となりました(前年同期比では4,525百万円の支出の増加)。これは主に、有形固定資産の取得による支出849百万円及び子会社株式取得に関連した支出5,040百万円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度末において、財務活動によるキャッシュ・フローは4,406百万円の収入となりました(前年同期比では2,275百万円の収入の増加)。これは主に、長期借入れによる収入7,788百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出1,833百万円及びリース負債の返済による支出1,187百万円があったことによるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社グループは、提供するサービスの性格上、生産活動を行っておりませんので、記載しておりません。 b.受注実績当社グループは、受注から役務提供の開始までの期間が短いため、受注実績に関する記載はしておりません。 c.販売実績第6期連結会計年度及び第7期連結会計年度の主要なプラットフォームごとにおける販売実績は、次のとおりであります。なお、当社グループはインターネット関連事業の単一セグメントであります。 第6期連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)第7期連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)金額(百万円)前期比(%)金額(百万円)前期比(%)マーケティングプラットフォーム21,069+25.724,831+17.9パートナーグロースプラットフォーム19,608+62.715,674△20.1D2C/ECプラットフォーム9,891+118.916,601+67.8その他144+13.6193+34.2合計50,713+51.657,30013.0% (注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりであります 第6期連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)第7期連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)Google Ireland limited9,23718.26,48511.3Shopee1,4752.93,9246.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは「Make Every Business Borderless」をミッションとし、国境や産業、オンラインやオフラインなどの制約に捉われず、テクノロジーの力で誰もが簡単にビジネスをできる世界を実現するビジネスインフラとなり、社会に貢献していくことを目指します。 (2)経営戦略等当社グループはミッションである「Make Every Business Borderless」の実現のため、ブランドコマース(法人ブランド支援)及びパートナーグロース領域における様々なソリューションをグローバルに提供しております。インターネットの普及により、顧客である法人及びクリエイターの抱える課題は国境や業界を超えてより複雑になっております。それらの顧客のニーズに応えるべく以下の事項を中長期的な成長戦略としております。 ① プラットフォーム開発を通じた既存事業の更なる成長当社グループは東南アジア、日本、中華圏、インド等においてブランド、クリエイター、パブリッシャーへのサービス提供を行っております。成長が続く市場において、絶えず変化するクライアントのニーズに対応するために、既存サービスにおいて新規プロダクト開発やオペレーション改善を図り、プラットフォームを更に進化させ続けることで顧客基盤の拡大を目指します。 ② ブランドコマース(法人ブランド支援)領域におけるワンストップソリューションの強化当社グループはEC構築・運営を中心とした「AnyShop」、マーケティング支援を行う「AnyTag」「AnyDigital」、複数ECチャネルの一元管理・運営できるプラットフォーム「AnyX」、会話型コマースを支援する「AnyChat」、物流管理を行う「AnyLogi」、AI活用を前提とした自社データの統合分析基盤プラットフォーム「AnyAI」、生成AIを搭載したライブコマースプラットフォームである「AnyLive」等の提供を行っており、ブランドの企画・生産・販売・マーケティング・物流を通じた一気通貫でのソリューションを提供しております。国内におけるEC・D2Cブランドの支援だけでなく、海外クリエイターや法人クライアントに対するソリューションの提供やクライアントの海外展開のローカルパートナーとしての支援も行っており、グローバルにおけるブランドコマースプラットフォームとしての優位性を確立し同事業の成長を目指してまいります。また、複数のプラットフォームを顧客が同時利用(顧客が当社グループのプラットフォームを複数利用し、当社グループとして複数の収益機会を得ることを「クロスセル」と言います)することにより、顧客とより深く効率的に関係を強化することができております。 ③ 海外展開地域の拡大当社グループは創業以来アジアを中心としてグローバルに事業展開地域を拡大しており、現在は15ヵ国・地域での事業展開を行っております。新地域への展開については市場環境や競争環境を考慮して、自社での進出やM&Aによる人材・事業基盤の獲得、又はその双方の組み合わせ等、展開アプローチを柔軟に検討しております。過去の事業拡大や経営統合の中で培った経験やノウハウは更なる事業地域展開においても活用可能と考えており、今後も積極的に成長市場への進出を検討していく方針です。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、事業拡大及び企業価値向上を示す指標として、売上収益及び売上総利益を重要な経営指標と位置づけ、各経営課題に取り組んでおります。 (4)当社グループの強み ① 成長が見込まれるアジア市場における成長実績と事業基盤当社グループは創業当初よりアジア市場に注力しており、2025年度における地域別売上収益比率(注)は日本が40.7%、東南アジアが49.3%、その他地域(インド・中華圏等)が10.0%となっております。当社グループが事業を行う各業界においてもアジア市場は中長期的な成長が期待されており、当社グループが各国に有する人材、インフラ、ノウハウを積極的に活用し継続的な成長の実現を目指します。当社グループは2017年以降の売上収益の推移は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照下さい。(注)地域別売上収益比率は、子会社の所在地における内部取引消去前の売上収益に基づいて算定しております。 ② ローカライズされたパートナーネットワーク当社グループの展開する事業において各国のクリエイターやパブリッシャーのネットワークが重要になります。特にアジアにおいては各国が異なる言語や文化を有しており、現地のクリエイターやパブリッシャーが強い影響力を有しております。当社グループは2025年12月末時点で、3,100,000人以上のインフルエンサー、1,237のクリエイター、1,771のパブリッシャー、267のEC/D2Cブランドを支援しております。当社グループの各国のローカルチームは継続的にネットワークの深耕を推進しており、当社グループがワンストッププラットフォームとしてソリューションを提供する上でローカライズされた各種ネットワークは重要な経営資産と考えております。 ③ データ・オペレーション・営業の「三位一体」体制とAIによる最適化当社グループは、「データ・プロダクト」「オペレーション」「営業」が融合した独自の事業基盤を構築しております。 SNSや購買データを基盤としたデータドリブンなアプローチにより、インフルエンサーマーケティングからEC運営、効果検証に至るまで、透明性と再現性の高い一気通貫の支援を実現しています。 また、年間1万件を超える膨大な案件実績に裏打ちされた強固なオペレーション体制が、戦略の確実な実行を担保。さらに、アジア15ヵ国・500名超のプロフェッショナルによる営業ネットワークを活かし、各地域に深く根ざした密なコミュニケーションと、国境を越えたクロスボーダー支援を両立させております。 ④ ローカル市場への深い知見を有するグローバルなマネジメント当社グループはアジア市場に焦点を置いて事業展開をしてきており、マネジメント体制も事業のグローバル展開に最適化された多国籍なチームとなっております。各経営陣がそれぞれの市場や事業領域において深い専門性を有しているだけでなく、自身で過去に事業を立上げて成長させてきた経営経験の豊富なメンバーが揃っております。 ⑤ M&Aを通じた成長加速と確立された買収後の統合戦略当社グループは創業以来、経営メンバーや事業リソースの獲得を目的として15件の企業買収を国内外で行っております。事業戦略や地域展開戦略に沿って、当社グループのソリューションや企業文化に沿うターゲットを特定し、事前に適切なデューディリジェンスや統合戦略の検討を行った上で買収を行ってきており、また買収後に対象企業の経営陣、組織、システム、ソリューションを当社グループに融合させ、統合後短期間でシナジーを実現してきた実績を有しております。今後も適切な機会があれば企業買収も選択肢として、柔軟に事業拡大を実現していきたいと考えております。 (5)経営環境当社グループが事業運営を行う法人ブランド支援領域において、ソーシャルメディアマーケティング市場、ソーシャルコマース市場規模は日本及びアジア各国におけるスマートフォンやインターネットの普及、市場参加者の増加、SNSによる情報流通量の増加等を背景に安定成長が見込まれております。Grand View Researchが提供する「Asia Pacific Influencer Marketing Platform Market Size & Outlook,2025-2030」によると、アジアでのインフルエンサーマーケティング市場規模は2025年から2030年の間、27%の年平均成長率で成長すると推計されております。また、アジアにおけるソーシャルコマース市場規模についても、Grand View Researchが提供する「Asia Pacific Social Commerce Market Outlook,2026-2033」によると、2026年から2033年までの間、39%の年平均成長率で成長すると推計されております。個別市場における需要の高まりに加えて、顧客企業の事業領域の拡大に伴いインバウンド需要も含めてクロスボーダーでのサービス(海外市場向けマーケティング、越境EC等)に対する需要が高まっております。当社グループはアジア各国に拠点と現地市場環境に精通したプロフェッショナルを有しているため、クロスボーダーでのサービス提供や海外市場でのローカライズした顧客支援が可能となっております。また、当社グループはプロダクト開発への投資を継続して行っており、アジア各国で活用できるプラットフォームを顧客に提供しております。特にアジア各国において多くのインフルエンサー、パブリッシャーのデータを有しており、当社プラットフォーム上でのデータ活用や創業以来支援してきた案件実績から得られるノウハウを活かし、先行優位性を有してグローバルで提供価値を向上できると考えております。 (6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 新規サービス・事業の創出及び開発体制の強化 アジア市場ではテクノロジー活用が急速に進展する一方、各国・各業界における商習慣やオペ
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.関係会社株式の評価 (1)貸借対照表に計上した関係会社株式の額 (単位:百万円) 前事業年度当事業年度関係会社株式2,9662,966 (注)主にMaiden Marketing Pte. Ltd.に係る株式1,165百万円及びAnyMind Group Pte. Ltd.に係る株式1,122百万円から構成されております。 (2)会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報 関係会社株式は、取得原価をもって貸借対照表価額としています。関係会社株式は主として市場価格のない株式であることから、発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときは、相当の減額ないし、評価差額は当期の損失として処理しています。当社は、子会社の超過収益力を反映して、財務諸表から得られる1株当たり純資産額に比べて高い価額で当該関係会社株式の株式を取得していることがあります。当該超過収益力が見込めず、超過収益力を反映した実質価額が取得原価の50%程度を下回っている場合に、減損処理を行っています。また、実質価額について、回収可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合には、減損処理をしないこととしています。なお、超過収益力の計算及び回収可能性は経営者が承認した事業計画等に基づき行っています。事業計画は、外部情報及び内部情報に基づき、業界の将来の見通しに関する経営者の評価と過去の実績を反映したものであり、売上収益成長率及び売上総利益率などの主要な仮定が含まれます。当該見積りは、主要な仮定の変動によって影響を受ける可能性があり、実際の売上収益成長率及び売上総利益率が見積り時に仮定した状況と異なった場合、翌事業年度の財務諸表において、関係会社株式の金額に重要な影響を与える可能性があります。 2.貸倒引当金 (1)貸借対照表に計上した貸倒引当金の額 (単位:百万円) 前事業年度当事業年度貸倒引当金5,6105,110 (2)会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報 関係会社未収入金及び関係会社貸付金に対して個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。回収可能性は経営者が承認した事業計画等に基づき判断しています。事業計画は、外部情報及び内部情報に基づき、業界の将来の見通しに関する経営者の評価と過去の実績を反映したものであり、売上収益成長率及び売上総利益率などの主要な仮定が含まれます。当該見積りは、主要な仮定の変動によって影響を受ける可能性があり、実際の売上収益成長率及び売上総利益率が見積り時に仮定した状況と異なった場合、翌事業年度の財務諸表において、貸倒引当金の金額に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 当社グループは複数の金融機関との間で金銭消費貸借契約を締結しております。当連結会計年度末における当該契約に基づく借入金残高は4,088百万円であります。当該契約には、2025年12月末日に終了する決算期末及びそれ以降の各決算期末における連結純資産の合計金額を正の値とする純資産維持と、連結ベースでの一定水準を下回らないこと及び連結営業利益が2期連続で赤字とならないこと等の財務制限条項が付されております。 なお、当該条項に抵触した場合には、期限の利益を喪失する可能性があります。 以下が金銭消費貸借契約の内容です。契約 ① (1)契約締結日2025年12月24日 (2)相手方株式会社三井住友銀行 (3)債務の元本2,044百万円 (4)弁済期限2030年12月26日 (5)借入金利変動金利(基準金利+スプレッド) (6)担保の有無無担保・保証付き(親会社による連帯保証) 契約 ② (1)契約締結日2025年12月25日 (2)相手方株式会社みずほ銀行 (3)債務の元本2,044百万円 (4)弁済期限2030年12月26日 (5)借入金利変動金利(基準金利+スプレッド) (6)担保の有無無担保・保証付き(親会社による連帯保証)
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は創業以来、事業成長に向けた内部留保の確保を優先し、前期までは無配としておりましたが、株主の皆様への利益還元の充実および企業価値の向上を図るため、今期より初配当を実施いたします。今後は、積極的な成長投資を優先しつつも、安定的かつ継続的な配当の実施を目指してまいります。内部留保につきましては、中長期的な事業成長のための投資資金および財務基盤の強化に有効に活用してまいります。剰余金の配当につきましては、中間配当および期末配当の年2回の実施を基本方針としておりますが、現段階では事業拡大に伴う機動的な資金活用を考慮し、当面は期末配当のみの実施を予定しております。なお、配当の決定機関は、定款の定めに基づき取締役会としております。これに基づき、当事業年度の剰余金の配当につきましては、期末配当金1株当たり2円といたしました。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年3月3日1192取締役会決議
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100XUHG)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E37466)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(株価・基本情報)

AnyMind Group株式会社(5027)の株価は?
2026-07-08時点の参考値で¥613です(株価は日々変動します)。年初来レンジは¥375〜¥829。時価総額は約374.0億円です。
5027(AnyMind Group株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-12-31基準)で61,009,950株です(発行済株式総数)。うち自己株が1,250,000株、市場で流通する浮動株は13,890,696株です。
5027(AnyMind Group株式会社)の株主数は?
2025-12-31基準で4,806名です。上位10名で76.7%を保有し、浮動株比率は22.8%です。
5027(AnyMind Group株式会社)の配当利回りは?
2026-07-08時点で約0.33%です(実績1株配当ベース)。株価が動くと利回りも変わります。
5027(AnyMind Group株式会社)の決算期は?
12月期です(上場市場は東証グロース)。
5027(AnyMind Group株式会社)の売買代金(流動性)は?
2026-07-08時点で1日あたり約¥213.7百万円です(10日平均)。出来高の10日平均は348,680株です。
株価・利回り・売買代金は取得時点の参考値で日々動きます。発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
時価総額
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
EPS
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
配当利回り
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
EV
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
EV/EBITDA
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
EV/EBIT
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
EV/売上
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
益回り(EBIT/EV)
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
現金/時価
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=堀(参入障壁)の目安。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
総資産回転
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
実効税率
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
売上 前年比
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産 前年比
自己資本が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
売上高
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
営業利益
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
経常利益
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
純利益
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
CAGR
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
FCF利回り
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCFマージン
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
営業CF
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
投資CF
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
財務CF
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF率
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
営業CF/純益(現金変換)
会計上の利益がどれだけ現金になっているか(営業CF ÷ 利益)。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
累計営業CF
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
アクルーアル比率
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
総資産
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
純資産
総資産から負債を引いた、株主に帰属する部分(=自己資本)。
投資での見方:厚いほど株主に帰属する自己資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
現金
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
有利子負債
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
流動資産
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
流動負債
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
BPS
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動比率
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純負債/EBITDA
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
インタレストカバレッジ
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
債務返済年数
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
維持capex
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
のれん
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
減損リスク
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
顧客関連資産
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
配当性向
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
連続増配
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
希薄化率
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株配当
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
政策保有株式
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
支配株主
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
年初来安値・高値
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
β(ベータ)
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
移動平均(50日/200日)
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
ADV(平均売買代金)
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
平均出来高
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
浮動株比率
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
浮動株時価
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家・内部者 保有
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
理論株価
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
EPV(企業価値・保守値)
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
配当割引(DDM)
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
正常化EPS×正当PER
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
BPS(1株純資産)
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
NCAV(ネットネット)
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
割引率
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
成長率
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
正当PER
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
正常化EPS
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
成長考慮(割引)
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
罠(バリュートラップ)
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
安全域
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
継続監視
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E37466)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。