配当利回りランキング
JINGI が一次データから構造解析した銘柄を配当利回りが高い順に並べた10銘柄の一覧です。株価に対する年間配当の割合。無配の会社は対象外です。順位は事実としての相対位置であって、特定銘柄の売買推奨や優劣の断定ではありません。株価に連動する指標は時点により変動します。
1
4262ニフティライフスタイル株式会社情報・通信業
4.37%
無借金・住まい依存の成果報酬送客型+無借金+実質キャッシュ47.2億(時価総額の55%)−顧客集中(リクルート37.9%)−住まい1カテゴリー依存81%
実体はニフティ不動産を核とする成果報酬型の送客メディア。連結子会社ドアーズ(外壁塗装の窓口)・GiRAFFE&Co.(SEO)を束ね、単一セグメント「行動支援サービス事業」で年間延べ約1億人のユーザー基盤を回す。 もっと見る
財務は無借金・自己資本83.2%・現金47.2億(時価総額の約56%)と過剰なほど堅牢で、営業利益率22.72%、8期連続増収と稼ぐ力は本物。ただし収益はLIFE STYLE領域45.8億に偏り、同社開示ではリクルート1社で売上37.9%・LIFULLと合わせ上位2社で52.1%を占める非対称依存。堀であるオーガニック集客は検索アルゴリズムと生成AIに構造的に晒され、WORK STYLE領域は9.2億→6.6億へ縮小した。ニフティ株式会社が65.3%を握り実質浮動株25.07%と薄く、出口の厚みも限られる。安い罠ではなく、数字は優良だが成長持続性に留保がつく型。
2
4477BASE株式会社情報・通信業
1.51%
決済で稼ぐEC基盤・黒字転換とM&A拡張同時進行型+実質キャッシュ239.7億(時価総額の63%)+直近4期連続増収−のれん・無形25.8億(純資産の17%)
個人・スモールチーム向けネットショップ作成「BASE」と決済「PAY.JP」、資金調達「YELL BANK」等を束ねる決済プラットフォーマー。流通総額に対する決済手数料とサービス利用料が収益源で、赤字が続いた2021〜2023年から2024年に営業黒字化、2025年は売上207億円(前期比+29.7%)・営業利益16.8億円(同+118.2%)・純利益18.2億円へと利益成長が売上を上回った。 もっと見る
会計上の益は営業CFで裏打ちされ利益の質は高い。実質キャッシュ(現金−有利子負債)約240億円は時価総額の約6割を占め、実質PERは7.8倍と本体評価は薄い。一方で自己資本比率は29.1%→25.3%へ低下し、2025年のEストアー社子会社化でのれん13.9億円・顧客関連資産11.8億円(純資産の約17%)が乗った。創業者・鶴岡氏の保有は16.16%で浮動株は50.72%と分散。純資産の厚さと現金は安全域に見えるが、資本を薄めながらM&Aで非連続成長を狙う拡張フェーズという構造を読み違えないこと。
3
7803株式会社ブシロードその他製品
1.34%
IPをカードゲーム軸に多面展開する回復増益型+営業増益>増収(+451.6%>+21.4%)+営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.04x)
ブシロードは、自社・他社のキャラクターIPを、トレーディングカードゲーム(TCG)を柱に、ライブ・グッズ・モバイル/コンソールゲーム・プロレス興行へと多面展開して稼ぐエンタメ企業です。 もっと見る
2025年6月期は売上561億円(前期比+21%)、営業利益は8.8億円から48.7億円へ急回復し、営業利益率は約1.9%から8.7%へ改善。稼ぎ頭はエンターテイメント事業(セグメント利益46.9億円)で、そのうちTCG売上は270億円と過去最高を更新。一方スポーツ事業は売上63億円・利益1.7億円と縮小(利益は前期比▲60.8%)。営業CFは58億円と純利益34億円をキャッシュが上回り、利益の質は高い。有利子負債を約153億→約116億へ圧縮しつつ現金250億を確保、実質PERは約9.4倍。株価336円・PBRは0.96倍で純資産に近い水準。数字は回復基調だが、利益急伸が一過性かどうかが見どころで、割安/割高の断定は避ける。
4
4058トヨクモ株式会社情報・通信業
0.71%
無借金・高利益率のストック型SaaS成長企業+無借金+営業利益率33.04%−筆頭株主 株式会社ナノバンク 45.66%(特別決議拒否権級)−実質浮動株25.36%
法人向けクラウドサービスを手がける会社で、災害時の「安否確認サービス」、サイボウズのkintoneに機能を足す「kintone連携サービス」、ナレッジ管理の「NotePM」が主力。 もっと見る
利用期間で課金するストック型(積み上げ型)で、直近5期は売上15.8→48.6億円と連続増収、2025年12月期の営業利益率は33%、解約率も0.8%台と低い。財務は有利子負債ゼロ・現金44億円と厚く、営業キャッシュフローが純利益を上回って利益の質を裏打ちする。一方で構造上の留意点は3つ。①筆頭株主ナノバンクが45.66%を握り、実質浮動株は25.36%と薄い。②kintone連携が同社開示で売上の約6割を占め、サイボウズへの依存が続く。③2025年に子会社化したプロジェクト・モード由来で、のれん8.81億+顧客関連資産3.08億が純資産(40.6億)の約29%を占める。数字は良いが、株価はPBR7.6倍と成長期待を織り込んだ水準で、割安と読める型ではない。
5
3904株式会社カヤック情報・通信業
0.65%
広告アプリ広告主依存の多角化クリエイティブ復調型+営業増益>増収(+199.2%>+20.1%)+営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均0.99x)−実質浮動株29.2%
カヤックは「面白法人」を掲げ、スマホ向けハイパーカジュアルゲームの広告収益を核に、広告受託(面白プロデュース)、eスポーツ、地方創生(ちいき資本主義)、出版・ブライダル等を21社の子会社で束ねる多角経営。 もっと見る
稼ぎ頭はゲームで、2025年12月期の売上200.9億円のうちゲームエンタメ111.8億円が過半を占める。同社開示ではAppLovin1社への売上43.9億円(21.9%)、Mintegral13.5億円(6.8%)と、収益は海外アドネットワーク数社に集中する。財務は営業利益率が2024年の2.1%から2025年に5.3%へ、営業利益は前年比199.2%増と急回復し、営業CFが純益をほぼ裏打ち(利益の質は高い)。自己資本比率42.5%、ネットキャッシュ約20億円と手元は厚い一方、有利子負債32.3億円やのれん4.5億円も抱える。創業者柳澤氏23%を軸に上位10株主で69.5%、浮動株は29.2%と薄い。数字は復調したが、稼ぐ構造は外部プラットフォーム次第という留保付きの型。
6
7806株式会社MTGその他製品
0.55%
V字回復した美容機器ブランドの高成長織り込み型+直近5期連続増収+営業増益>増収(+225.5%>+37.5%)−実質浮動株27.14%
ReFa(美容ローラー・ヘアケア)とSIXPAD(EMSトレーニング機器)を柱に、EC・美容室卸・百貨店/量販店・海外と多彩な販路で美容・健康機器を売る会社。財務は5期連続増収で、売上は428億→988億へ。 もっと見る
特に直近期は営業利益率が前期4.6%から10.8%へ跳ね、純利益は79億、ROEも16.6%まで回復した(過去には利益率低迷期あり)。自己資本比率は67.8%と厚めだが、期中に財務制限条項付シンジケートローンで有利子負債が3,714百万円に増え、現金は減少傾向。セグメント別(同社開示)ではダイレクトマーケティング・プロフェッショナル・リテールが利益の柱で、海外とスマートリングは赤字。創業者・松下剛氏が28%を握り、上位10株主で72%、実質浮動株は27%と薄い。数字は急回復し良好だが、価格には高成長の織り込みが乗っており(PER22倍・PBR3.5倍)、『安いから安全』の型ではなく『回復した成長を株価がどこまで前提にしているか』を問う型。
7
4431株式会社スマレジ情報・通信業
0.52%
M&A加速中の高収益クラウドPOSサブスク成長型+自己資本比率71.8%+営業利益率21.47%−実質浮動株17.34%
飲食・小売向けのクラウド型POSレジ『スマレジ』を軸に、月額利用料(サブスク)で稼ぐSaaS企業です。売上は5期で33.2億→110.7億へ連続増収、営業利益率21.5%、自己資本比率71.8%、有利子負債はわずか1億円、現金約59億円と財務は厚い。 もっと見る
営業CFが純利益を上回って裏付ける(利益の質が高い)、いわゆる『数字が良い』型です。ただし読みどころは3つ。①解約率0.48%・有料店舗42,016店の積み上げが安定基盤で、直近はネットショップ支援室など複数のM&Aでのれん約9.3億円が乗り、成長がサブスク自走か買収加速かが混在し始めた点。②主要顧客に売上10%超の集中先はなく分散が効く一方、レジ機能がApple社のiOS上のみで動くという構造依存がある点。③支配株主(山本博士事務所)17.09%・上位10株主82.28%に対し浮動株17.34%と薄く、出口の厚みに制約がある点。高収益は本物だが、成長ドライバーの質の見極めが要る型です。
8
3491株式会社GA technologies不動産業
0.38%
不動産DX×SaaS複合の増収屈折・黒字転換初年度型+直近5期連続増収+営業増益>増収(+3517.1%>+27.5%)−2期累計 営業CF -21.5億
RENOSYで投資用不動産をネット完結で売買・賃貸管理する不動産DX(デジタル化)と、不動産会社向けSaaS「ITANDI」を両輪にする会社。子会社57社を束ねる複合体で、稼ぎの主力は物件を仕入れて売る不動産販売(フロー)、SaaSやサブスク管理が積み上がるストック収益を厚くする途上にある。 もっと見る
過去4期は純利益が赤字続きで、営業利益率もほぼゼロ(2024/10期0.03%)だったが、直近2025/10期に売上1782.4億・営業利益14.8億・純利益27.5億へ屈折し、初めて明確な黒字とROE12.1%を出した。自己資本比率は47.5%まで戻したが、有利子負債494.4億を抱え、物件在庫と借入が事業の土台。創業者・樋口氏が25.8%を握る。数字は良いが、赤字期を経ての黒字転換初年度であり、この収益力が続くかは留保が要る。価格は投入済み(2103円、PER30.5・PBR3.2)で成長期待が織り込まれている。
9
5027AnyMind Group株式会社情報・通信業
0.33%
M&A連打で伸びる越境コマース支援・利益は薄氷型+直近5期連続増収−純資産(BPS)の逓減−営業赤字
AnyMindは「国境を越えたビジネス支援」を掲げ、アジア・中東15ヵ国でインフルエンサー活用のマーケティングと、ECサイト構築・物流・自社D2Cブランドまでを一気通貫で担う会社です。 もっと見る
売上は5期連続増収(192.5億→573.0億円)と勢いがありますが、事実表ベースの本業損益(営業利益率)は2024年-1.18%、2025年-0.62%と赤字が続き、純利益はようやく黒字化した水準です。M&Aで規模を買う戦略の裏で、自己資本比率は95.1%→33.4%まで低下、有利子負債は約95.6億円へ膨らみ、純資産の1株価値(BPS)は85.4→42.64円と縮んでいます。株価613円に対しPER125倍・PBR14倍は、実績利益ではなく将来の成長を強く織り込んだ水準です。筆頭株主・十河宏輔氏が37.69%で拒否権級を握り、浮動株は22.77%と薄い。増収は本物だが利益とバランスシートには留保が必要な型です。
10
4493株式会社サイバーセキュリティクラウド情報・通信業
0.27%
サブスク型WAFの高収益成長・増資で無借金化した複合型+自己資本比率75.57%+営業利益率21.69%
何で稼ぐ会社か:Webサイトを攻撃から守るクラウド型防御サービス(攻撃遮断くん、WafCharm、CloudFastenerなど)を月額課金で提供するサイバーセキュリティ専業。 もっと見る
継続課金の残高を示すARRは同社開示で約50.0億円(前年比22.0%増)。財務の骨:2025年12月期は売上50.8億円(前期比31.8%増)・営業利益11.0億円(同42.5%増)・営業利益率21.7%で、利益成長が売上成長を上回る。自己資本比率は前期55.3%から75.6%へ急改善したが、これは稼いだ利益だけでなく新株発行18.5億円が主因で、期末現金は39.8億円へ増えた。営業CFが純益を裏打ちし利益の質は高い。支配/出口:筆頭株主のファンドでも9.17%と分散、浮動株65%と流動性は厚い。増収増益・高収益・実質無借金に近い姿で、数字の見た目は良い。ただしM&Aで膨らむのれん(4.4億円)と、増資による自己資本改善の性質は割り引いて読むべき局面。
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SOURCE / 出典
数値は 金融庁 EDINET の有価証券報告書と市場データから構造化・算出したものです。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。