RESULTS 直近業績(26/03期・単年)
実体はニフティ不動産を核とする成果報酬型の送客メディア。連結子会社ドアーズ(外壁塗装の窓口)・GiRAFFE&Co.(SEO)を束ね、単一セグメント「行動支援サービス事業」で年間延べ約1億人のユーザー基盤を回す。財務は無借金・自己資本83.2%・現金47.2億(時価総額の約56%)と過剰なほど堅牢で、営業利益率22.72%、8期連続増収と稼ぐ力は本物。ただし収益はLIFE STYLE領域45.8億に偏り、同社開示ではリクルート1社で売上37.9%・LIFULLと合わせ上位2社で52.1%を占める非対称依存。堀であるオーガニック集客は検索アルゴリズムと生成AIに構造的に晒され、WORK STYLE領域は9.2億→6.6億へ縮小した。ニフティ株式会社が65.3%を握り実質浮動株25.07%と薄く、出口の厚みも限られる。安い罠ではなく、数字は優良だが成長持続性に留保がつく型。
無借金。有利子負債0・現金47.2億
実質キャッシュ47.2億(時価総額の55%)。現金−有利子負債。実質PER 4.68x
直近5期連続増収。売上 27.6→52.4億
営業増益>増収(+18.5%>+6.1%)。利益成長が売上成長を上回る
営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.51x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い
顧客集中(リクルート37.9%)。上位2社で52%。送客先が潜在競合の非対称依存
住まい1カテゴリー依存81%。ニフティ不動産不調が即業績毀損
生成AI・検索アルゴリズム依存。堀=オーガニック集客がゼロクリック検索に晒される。WORK STYLE前期比-28%
支配株主 ニフティ株式会社 65.3%。実質浮動株25.07%・TOB/少数株主論点
実質浮動株25.07%。機関サイズは出口に厚み制約(流動性・出入口)
のれん・無形13.1億(純資産の21%)。M&A由来。減損は自己資本を直接毀損
Deep Research / 無料公開分 なぜこの株価か・罠か安全域か
一次開示(有報)から「なぜこの株価か」を一つずつ解きほぐします。各回答は結論の一文を太字にし、詳細をその後に。専門用語はできるだけ避けています(「安全域」=株価が下値を守れる余裕、「罠」=バリュートラップ=割安に見えて構造的に割安な状態)。
看板は『無借金・現金潤沢な優良メディア(実質PER約5倍・時価総額の半分が現金)』。実体はニフティ不動産の送客に約8割を頼り、送客先リクルート1社で売上37.9%を占め、親会社ニフティが65.3%を握る子会社。稼ぐ力は本物だが、集客は検索・生成AIに晒され、成長持続性と少数株主の立場に留保がつく型――これを叩く。
堀は『20年蓄積した不動産物件データ約1,400万件と年間延べ約1億人のユーザー基盤』が生む自然検索の集客力。設備がほぼ要らず(設備投資は減価償却の0.29倍)、粗利率76.56%・営業利益率22.72%・ROIC52.02%と資本を食わず稼ぐ形に表れる。ただしROEは2022年20.5%→直近13.0%へ低下傾向で、これは自己資本比率83.2%と現金を貯め込んだ結果の希薄化。同業ポータルに比べ低資本・高収益だが、堀の源泉が『Googleの検索順位』という他社支配の変数に依存する点が弱点で、方向は『利益率は高位維持だがROEは現金滞留で漸減』。
オーナー利益(FCF)10.5億はEPSベースの純益7.8億を上回り、FCFマージン20.11%と潤沢。差の主因は非現金の減価償却・のれん償却(のれん・顧客関連資産の償却で無形固定資産が167百万円減少)と、設備投資が減価償却の0.29倍しか要らない軽資産構造。運転資本も売掛金増23百万円程度で軽い。この差は『会計上は費用だが現金は出ていない償却が利益を押し下げている』ことを意味し、脆さより堀(低設備・高換金)の証拠に近い。ただし償却の元になるのれん自体がM&A由来で、減損すれば一気に費用化する裏返しのリスクを内包する。
典型的な一本足。①カテゴリー集中:LIFE STYLE領域が売上45.8億(全体の約87%)、うち住まい(ニフティ不動産)が中核で、同社もリスクで『ニフティ不動産への依存度が高い』と明記。②顧客集中:リクルート1社で売上37.9%(19.9億)、LIFULLと合わせ上位2社で約52%。折れ方は明確――ニフティ不動産の送客が検索順位低下やAI代替で減れば、成果報酬が即縮小し、同時に上位クライアントが広告予算を絞れば二重で効く。分散策としてドアーズの外壁塗装・リフォーム、温泉、SEOを持つが、いずれも住まいの比重を崩すには小さい。
実質の倍率は極端に低い。実質PER約4.96倍(時価総額から現金47億を引いた実質の企業価値で見た利益倍率)、EV/EBIT3.24倍、EV/EBITDA2.67倍、益回り(EBIT/EV)30.84%、FCF利回り12.28%。PBRは1.38倍と純資産をやや上回る程度。この水準の背景は明確――①無借金+現金47.2億が時価総額8,580百万の約55%を占め、事業価値部分がEV36.8億まで圧縮されている、②親会社65.3%支配で浮動株25%と薄く支配プレミアムが乗りにくい、③成長率鈍化と生成AIリスクの割引。『現金は厚いが動かない、事業は安いが伸び悩む』が同居した価格。
安さは『一時的悲観』と『構造要因』の混合で、後者がやや優勢。悲観要因(一時的):生成AIショックでWORK STYLEが縮小したが、主力LIFE STYLEはむしろ成長し、営業利益率22.72%・営業増益>増収と稼ぐ力は健在。構造要因(罠寄り):①住まい約87%+リクルート37.9%の非対称依存、②親会社65.3%支配で浮動株25%・機関不在という需給の薄さ、③堀が検索エンジンという他社支配変数に立つ脆さ。冒頭の見立て『稼ぐ力は本物だが成長持続性と統治に留保』は証拠で概ね維持――ただし『安い罠』というより『現金と支配割引で安く見え、事業は健全だが成長が問われる優良子会社』へ改訂。
暫定の見立ては概ね維持しつつ質を改訂する。『無借金・現金潤沢な優良メディア』は事実(営業利益率22.72%・ROIC52%・CFO/純益1.51倍・現金が時価総額の55%)で、罠というより健全。ただし安さの正体は割安発見ではなく『現金47億の滞留+親会社65.3%支配による割引+成長率鈍化とAIリスクの織り込み』。〈強気の読み〉中計成長回復と還元50%が続けばEPV1,433円が示す価値がある。〈慎重の読み〉住まい87%・リクルート38%依存と検索/AIへの構造的従属で成長が止まれば配当割引745円へ重心が下がる。判断は『成長を信じるか、配当を頼るか』の分岐にある。
FINANCIALS 業績推移(5期・有報)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万) | 2,757 | 3,008 | 3,560 | 4,939 | 5,238 |
| 営業利益(百万) | — | — | — | 1,004 | 1,190 |
| 経常利益(百万) | 913 | 570 | 937 | 995 | 1,195 |
| 純利益(百万) | 604 | 339 | 631 | 618 | 779 |
| EPS(円) | 113.1 | 54.2 | 99.3 | 97.0 | 122.4 |
| 1株配当(円) | — | 12.0 | 15.0 | 32.0 | 59.0 |
| 営業利益率(%) | — | — | — | 20.3 | 22.7 |
| ROE(%) | 20.5 | 7.4 | 12.6 | 11.2 | 13.0 |
| 自己資本比率(%) | 88.4 | 89.6 | 83.6 | 82.3 | 83.2 |
BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産(百万) | 4,968 | 5,301 | 6,301 | 7,017 | 7,465 |
| 純資産(百万) | 4,391 | 4,754 | 5,282 | 5,803 | 6,246 |
| 流動資産(百万) | — | — | — | 5,011 | 5,547 |
| 流動負債(百万) | — | — | — | 1,035 | 1,010 |
| 現金(百万) | 3,892 | 4,207 | 4,945 | 4,182 | 4,722 |
| 有利子負債(百万) | — | — | — | — | 0 |
| ネットキャッシュ(百万) | — | — | — | — | 4,722 |
| BPS(円) | 702.5 | 748.4 | 827.5 | 906.7 | 976.5 |
| 自己資本比率(%) | 88.4 | 89.6 | 83.6 | 82.3 | 83.2 |
CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)
| キャッシュフロー | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF(百万) | 727 | 519 | 1,153 | 956 | 1,127 |
| 投資CF(百万) | -245 | -222 | -293 | -1,526 | -239 |
| 財務CF(百万) | 2,300 | 18 | -122 | -193 | -348 |
解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)
水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。
① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率
② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)
③ 1株の価値と株主還元
④ 財政状態・安全性(バランスシート)
解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純利益率(%) | 21.9 | 11.3 | 17.7 | 12.5 | 14.9 |
| ROE(%) | 20.5 | 7.4 | 12.6 | 11.2 | 13.0 |
| ROA(%) | 12.2 | 6.4 | 10.0 | 8.8 | 10.4 |
| 総資産回転(回) | 0.55 | 0.57 | 0.56 | 0.70 | 0.70 |
| 営業CF率(%) | 26.4 | 17.2 | 32.4 | 19.4 | 21.5 |
| 営業CF/純益(倍) | 1.20 | 1.53 | 1.83 | 1.55 | 1.45 |
| 配当性向(%) | — | 22.1 | 15.1 | 33.0 | 48.2 |
| 売上 前年比(%) | — | 9.1 | 18.4 | 38.8 | 6.1 |
| 純資産 前年比(%) | — | 8.3 | 11.1 | 9.9 | 7.6 |
DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)
解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)
解析 / 数値(全量) 全数値指標
解析 のれん・無形/減損リスク
解析 大株主・浮動株(出入口)
| 1. ニフティ株式会社 | 65.3% |
| 2. 木下 圭一郎 | 3.0% |
| 3. 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.6% |
| 4. 丸田 稔 | 1.0% |
| 5. 藪 太一 | 0.9% |
| 6. 株式会社白夜書房 | 0.9% |
| 7. RE FUND 107-CLIENT AC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 0.7% |
| 8. 成田 隆志 | 0.5% |
| 9. BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN (LUXEMBOURG) SCA CUSTODIAN FOR SMD-AM FUNDS - DSBI JAPAN EQUITY SMALL CAP ABSOLUTE VALUE(常任代理人 株式会社三井住友銀行) | 0.5% |
| 10. CALLON SAM ANDERBERG | 0.5% |
解析 / 統治 統治・資本の使い方
PROFILE 会社概要
解析 実質キャッシュ → 実質PER(安全域)
解析 / 参考 理論株価:各手法の考え方
解析 / 参考 理論株価シミュレーター(あなたの前提で計算する電卓)
解析 / 監視 適時開示タイムライン(継続監視の起点)
SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)
事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループは、当社、連結子会社である株式会社GiRAFFE&Co.および株式会社ドアーズにより構成されており、LIFE STYLE領域およびWORK STYLE領域にて、より良い暮らしを目指している一人ひとりの行動を支援するための「行動支援サービス事業」を展開しております。当社グループの事業セグメントは、行動支援サービス事業のみの単一セグメントであるため、以下に当社の事業ドメイン2領域の主要なサービス内容を記載いたします。 1.事業ドメインについて (1)LIFE STYLE領域住まいカテゴリー ①ニフティ不動産大手不動産ポータルの物件情報約1,400万件をまとめて一括検索できる、賃貸・購入領域での不動産物件情報検索プラットフォームサービスです。国内最大級の膨大な情報量とUI/UX(注1)にこだわった使い勝手の良いアプリを中心とするサービス提供が強みとなっております。 ②外壁塗装の窓口子会社の株式会社ドアーズが手掛けており、ユーザーと外壁塗装業者を結ぶ日本最大級の外壁塗装プラットフォームとなります。「外壁塗装の窓口」では、マッチングサービスの安定運用に加え、2025年9月に取得した一般建設業許可を基に、リフォーム(元請)サービスの積極的な展開を進めてまいりました。その一つである個人向けサービス「外壁塗装の窓口 リフォーム工房」では、提携店舗数も順調に拡大し、ユーザーとのコミュニケーションを通じて「相談」という価値提供が進展しております。 ウェルネスカテゴリーニフティ温泉全国約2万2,000件の日帰り温浴施設や温泉、スパの情報やお得な電子チケット、クーポン、口コミ等を掲載する、日本最大級の温浴施設総合情報検索プラットフォームサービスです。温浴施設をマーケティングの場として活用し、健康や美容に興味のあるユーザー向けに広告プランを提案する「体験型広告サービス」も提供しております。 (2)WORK STYLE領域販売・マーケティング支援カテゴリー ①DFOインターネット広告出稿時に、商品データを最適な広告配信フォーマットへ自動変換する広告入稿支援ツール「DFO」(Data Feed Optimization)をSaaS(注2)型ビジネスとして提供しております。2026年3月末現在、「DFO」は50以上の提携広告媒体に対応しております。 ②SEOコンサルティング子会社の株式会社GiRAFFE&Co.が手掛けており、テクニカルSEO支援をはじめとするWEBマーケティングの課題に対応するコンサルティングサービスを展開しております。 2.当社の強みについて (1)「ユーザー基盤」及び「掲載情報数・クライアント基盤」ユーザー基盤については、クライアントとの強固な信頼関係による豊富な情報掲載により、ライフスタイルにおける意思決定と親和性の高いユーザーが集まりやすい構造となっております。この結果、当社サービスの年間延べユーザー数は約1億人に達しております。また、掲載情報・クライアント基盤については、ニフティ不動産やニフティ温泉といったプラットフォームサービスにおいて、20年来の事業展開に亘り検討意欲の高いユーザーを送客し続けることで得た信頼に基づき、国内最大級の掲載情報数・クライアント数を誇っております。このユーザー基盤と掲載情報・クライアント基盤との相乗効果が、当社の強みとなります。 (2)「データ基盤」「テクノロジー基盤」「マーケティング基盤」クライアントとの強固な信頼関係に基づく国内最大級を誇る掲載データに加え、ライフスタイルにおける意思決定と親和性の高いユーザー属性データの保有といったデータ基盤を有しております。テクノロジー基盤につきましては、重複物件の名寄せ処理の実現や独自検索システムによるデータ高速処理、データを活用したUX向上に向けたレコメンド技術、これらを可能とする自社開発組織が強みとなります。また、マーケティング基盤につきましては、WEB広告に関するノウハウやテクニカルSEO等、デジタルマーケティングに関する対応力に加え、オーガニック集客力の強さにより、成約確度の高いユーザーの獲得・送客が可能となっております。 (3)「カスタマーエンゲージメント基盤」ニフティ不動産等のプラットフォームサービスで培ってきたユーザー基盤、クライアント基盤に加え、2024年にドアーズ社がグループインしたことで、新たにコールセンター機能が加わりました。これにより、ユーザーとテクノロジー×リアルの両接点でのコミュニケーションが可能になることで、カスタマーエンゲージメントがより活性化されます。この結果、会員基盤の構築・活用が行いやすくなり、新たなデータの獲得が可能となる正の循環が生まれることとなります。 (注)1.UI/UXとは、UIはUser Interfaceの略で、アプリケーションソフトウエアをユーザーが操作する方法のこと。UXはUser Experienceの略で、サービス等の利用を通じてユーザーが得る体験のこと。 2.SaaSとは、Software as a Serviceの略で、提供者側のサーバーで稼働するソフトウエアをインターネット等を経由して、ユーザーが必要な機能のみを選択して利用できるサービスのこと。 3.事業系統図 (1)LIFE STYLE領域住まいカテゴリー ①ニフティ不動産 住まいカテゴリー ②外壁塗装の窓口 ウェルネスカテゴリーニフティ温泉 (2)WORK STYLE領域販売・マーケティング支援カテゴリー
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】当社グループは、行動支援サービス事業のみの単一セグメントであり、記載を省略しております。 【関連情報】当社グループでは、2025年5月7日開催の取締役会にて決定した新たな中期経営計画において事業ドメインをLIFE STYLE領域およびWORK STYLE領域の2つに再定義しております。これに伴い、外部顧客への売上高について、新たなドメインに合わせた集計とするよう記載を変更しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の記載を当連結会計年度の表示に合わせて注記の組替えを行っております。 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 LIFE STYLE領域WORK STYLE領域合計外部顧客への売上高4,015,377千円923,445千円4,938,823千円 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。3.主要な顧客ごとの情報顧客の名称又は氏名売上高株式会社リクルート1,617,988千円株式会社LIFULL678,045千円アットホーム株式会社557,637千円 (注)当社は単一セグメントであるため関連するセグメント名の記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 LIFE STYLE領域WORK STYLE領域合計外部顧客への売上高4,577,879千円660,244千円5,238,123千円 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。3.主要な顧客ごとの情報顧客の名称又は氏名売上高株式会社リクルート1,987,852千円株式会社LIFULL742,173千円 (注)当社は単一セグメントであるため関連するセグメント名の記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】当社グループは、行動支援サービス事業のみの単一セグメントであり、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】当社グループは、行動支援サービス事業のみの単一セグメントであり、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 LIFE STYLE領域WORK STYLE領域合計外部顧客への売上高4,015,377千円923,445千円4,938,823千円
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報顧客の名称又は氏名売上高株式会社リクルート1,617,988千円株式会社LIFULL678,045千円アットホーム株式会社557,637千円 (注)当社は単一セグメントであるため関連するセグメント名の記載を省略しております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】以下において、当社グループの事業の状況その他に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示してまいります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努める方針であります。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載がない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。また、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業環境に関するリスク ① 市場について(発生可能性:低/影響度:大)広告・インターネット市場において、景気が急激に悪化して取引先の広告予算全体が縮小される、あるいは不動産・レジャー市場において、参入市場の成長が鈍化し取引先の広告予算全体が縮小される場合があります。当社グループとしては業務提携やM&Aの推進等事業の拡大に努め、収益源の多様化を図る考えであります。しかしながら、景気等の影響により取引先の広告予算が縮小される場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② プラットフォームについて(発生可能性:中/影響度:大)アプリケーションストアや、Google等の検索事業提供先において、配布方法やルール・規約及び検索ロジックの変更が発生します。当社グループとしては最新ロジックへの迅速な技術対応やブランディングといった「AIによる代替が困難な領域」への付加価値シフトを推進し、プラットフォームに依存しすぎない集客力の強化に努めております。しかしながら、これらの変更により検索エンジン経由の集客力が低下し、ユーザー数や収益が減少した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定領域への依存について(発生可能性:低/影響度:大)不動産領域の「ニフティ不動産」への依存度が高い状況にあります。当社グループとしては事業領域の拡大および売上の分散化を推進し、特定サービスへの過度な依存によるリスクの低減に努めてまいります。しかしながら、「ニフティ不動産」の収益が悪化した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 取引先について(ⅰ)特定取引先への依存(発生可能性:中/影響度:大)行動支援サービス事業は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況 ④生産、受注及び販売の状況 c 販売実績」に記載のとおり、当社グループの当連結会計年度において販売高上位1社に対する売上高が37.9%を占めております。当社グループとしては重要な取引先との関係を維持しつつ、新規取引先の獲得や複数のプラットフォームサービスでの事業展開を強化することで、依存度を下げる取組みを行っております。しかしながら、重要な取引先から、取引関係の終了や不利な条件の提示等を受けた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、本書提出日現在において、該当取引先とは良好な関係を継続しております。 (ⅱ)取引先の法的規制(発生可能性:低/影響度:中)当社グループの事業ドメインにおいては、宅地建物取引業法や公衆浴場法、個人情報保護法をはじめとする多岐にわたる法的規制が存在しております。当社グループとしては法改正情報の早期収集、状況変化に応じた経営判断に基づき、機動的な事業構造の最適化を推進しております。しかしながら、それらの法改正が取引先の事業に影響を与える場合、当社グループの業績及び財政状態にも影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ M&A/事業提携について(発生可能性:低/影響度:中)新規市場への参入や新領域事業の拡大等のためにM&Aや事業提携等の戦略投資を実施する可能性があります。当社グループとしてはこれらを行う際には、対象企業の詳細な調査を行い、十分にリスクを検討することとしております。しかしながら、費用削減を含むシナジーが実現できない、統合作業や費用等が増加する等、事前に十分把握できなかった問題が顕在化する場合や、事業展開が計画どおりに進まなかった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 災害について(発生可能性:中/影響度:大)事業所所在地において火災・地震・台風等の大規模な自然災害や新たな感染症の世界的流行(パンデミック)などが発生する可能性があります。当社グループとしては大規模自然災害や感染症等に備え、事業継続計画マニュアルを策定しており、迅速かつ適切に対応する体制を整備しており、従業員の安全確保に努めながら事業継続のために必要な対処の検討・実施をいたします。しかしながら、これらの事象により本社オフィスの設備被害等が発生し、大部分のサービス提供が不可能となり、事業の継続が困難となった場合や、国内景気に対する影響は継続または拡大した場合、多数の従業員に感染症がまん延した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 運営体制に関するリスク(発生可能性:中/影響度:中)当社グループの組織体制は小規模であり、業務執行体制及び内部管理体制もそれに応じたものになっております。当社グループとしては今後の事業展開に応じて、採用・能力開発等によって業務執行体制及び内部管理体制の充実を図ってまいります。しかしながら、事業拡大に応じた十分な人材の確保及び育成ができるかは不確実であり、これらが不十分な場合は、当社グループの業務遂行に影響を及ぼす可能性があります。また、人材流出の発生や、人材採用が困難となる可能性があります。当社グループとしては上記事象に備え、処遇や働き方の改善、育成の拡充等の対応に努めてまいります。しかしながら、必要なスキルを有する人員が確保できず、事業の運営に支障が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) システムに関するリスク ① 障害について(発生可能性:中/影響度:中)クラウドサービスにおけるシステム障害、ネットワークにおける障害、もしくはシステムでの重大な人為的ミス(操作、設計/開発上の不具合等)が発生する可能性があります。当社グループとしては上記事象に備え、情報セキュリティ研修、IT統制を通じてITインフラへの統制環境整備と運用状況確認等の対応に努めてまいります。しかしながら、ユーザーへ向けたサービスの停止など障害が発生した場合、取引先からの信頼低下やクライアント離れが起こり、長期的には損益が悪化していき、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 研究開発について(ⅰ)技術革新(発生可能性:高/影響度:中)最新技術動向への対応遅延や他社・競合状態への対応遅延により、サービス投入、改善機会・収益機会が失われる可能性があります。当社グループとしてはAIをはじめとするIT投資の最適化、開発・品質管理の徹底等の対応に努めてまいります。しかしながら、当社を取り巻く業界の最新技術動向への対応が遅延して競合から取り残された場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)システム投資(発生可能性:高/影響度:中)既存サービスの新機能やプラットフォーム事業者の仕様変更等への対応により、システム投資などの追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。当社グループとしてはIT投資の最適化、モニタリング等の対応に努めてまいります。しかしながら、予測とは異なる状況が発生し新サービス、新規事業の展開が計画どおりに進まず投資を回収できなかった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制・コンプライアンスに関するリスク ① 法的規制について(発生可能性:低/影響度:大)当社グループの事業を規制する主な法規則として「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)」、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」、「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)」、「特定電子メール送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法)」及び「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(中小受託取引適正化法)」等があります。当社グループとしては法改正情報の早期収集等の対応に努めてまいります。しかしながら、当社グループに適用される法令等に違反した場合、当社グループの事業運営に支障をきたす恐れがあるほか、社会的信用が失われ、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 情報管理について(ⅰ)個人情報(発生可能性:低/影響度:大)アカウント管理不足や不正アクセス、社内の不正行為に起因した情報漏えいの発生等の可能性があります。当社グループとしてはシステムのセキュリティ対策を講じるとともに、情報管理に関する社内規則等の整備や、情報セキュリティ研修等により情報漏えい防止に努めてまいります。しかしながら、実際に個人情報が流出し、社会的信用が低下した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)セキュリティ(発生可能
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当社の事業セグメントは、行動支援サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ①財政状態の状況(資産)当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ447百万円増加し7,464百万円となりました。流動資産は5,547百万円(前連結会計年度末に比べ535百万円増加)となりました。その主な要因は、本社オフィス移転に伴う旧オフィスの敷金返還により敷金及び保証金が55百万円減少した一方、売上増により売掛金が23百万円増加、現金及び預金が539百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は1,917百万円(前連結会計年度末に比べ87百万円減少)となりました。その主な要因は、本社オフィス移転に伴う資産の新規取得等により建物及び構築物が44百万円増加、工具、器具及び備品が30百万円増加し、有形固定資産が75百万円増加した一方、顧客関連資産やのれんの償却等により無形固定資産が167百万円減少、繰延税金資産が5百万円増加したこと等によるものであります。 (負債)当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ4百万円増加し1,218百万円となりました。流動負債は1,010百万円(前連結会計年度末に比べ24百万円減少)となりました。その主な要因は、法人税等の計上により未払法人税等が20百万円増加、賞与引当金の計上により賞与引当金が14百万円増加した一方、消費税等の支払いにより未払消費税等が16百万円減少、債務弁済の進捗により未払金が17百万円減少、事務所移転により資産除去債務が23百万円減少したこと等によるものであります。固定負債は208百万円(前連結会計年度末に比べ29百万円増加)となりました。その主な要因は、本社オフィス移転に伴い資産除去債務が34百万円増加したこと等によるものであります。 (純資産)当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ442百万円増加し6,246百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益778百万円の計上があった一方、自己株式取得により自己株式が45百万円増加したこと、配当金317百万円の支払を行ったこと等によるものであります。 ② 経営成績の状況当社グループは「思いやりとテクノロジーで、一人ひとりの『幸せな暮らしの意思決定』を支え続ける。」をパーパスに掲げ、2030年3月期に向けた新たなビジョン「『人生100年時代の意思決定』を支える企業へ」を2025年5月に策定いたしました。計画初年度となる2026年3月期は、LIFE STYLE領域における住まいカテゴリーを中心とした売上成長を図るとともに、今後5か年における経営戦略・事業戦略を踏まえた事業基盤の構築だけでなく、中長期的な成長を見据えた人材投資や社内環境整備等を推進してまいりました。LIFE STYLE領域における住まいカテゴリーのコア事業であるニフティ不動産では、通年を通した送客数の増加が業績に寄与いたしました。生成AIを活用したレコメンド機能の充実等に加え、継続的なUI/UX(注1)の改善を通じたグッドデザイン賞の受賞等、プラットフォームとしての評価も受けており、これらの結果としてアプリのダウンロード数も着実に増加しております。連結子会社である株式会社ドアーズが運営する「外壁塗装の窓口」では、マッチングサービスの安定運用に加え、2025年9月に取得した一般建設業許可を基に、リフォーム(元請)サービスの積極的な展開を進めてまいりました。その一つである個人向けサービス「外壁塗装の窓口 リフォーム工房」では、提携店舗数も順調に拡大し、ユーザーとのコミュニケーションを通じて「相談」という価値提供が進展しております。また、ウェルネスカテゴリーでは、昨年リニューアルしたニフティ温泉アプリのダウンロード数が順調に拡大しており、売上高の拡大に寄与しております。今後に向けては、会員基盤の強化やユーザー属性に応じた価値提供等を進めてまいります。WORK STYLE領域では、昨年度の大型スポット案件の影響を除けば堅調な事業展開となっております。連結子会社である株式会社GiRAFFE&Co.においては、生成AIに対する積極的な対応を進めている状況です。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,238百万円(前年同期比6.1%増)となり、設立以来8期連続で過去最高値を更新いたしました。利益面につきましては、営業利益は1,189百万円(前年同期比18.5%増)、経常利益は1,195百万円(前年同期比20.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は778百万円(前年同期比26.0%増)となりました。また、EBITDAは1,584百万円(前年同期比14.9%増)となっております。(注)1 UI:User Interface サービスの画面表示や機能の操作性・利便性UX:User Experience サービス等の利用を通じて利用者が得る体験 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,721百万円(前連結会計年度末は4,182百万円)となり、539百万円増加いたしました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とその主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により得られた資金は1,126百万円となりました。その主な要因は、法人税等の支払額386百万円があった一方で、税金等調整前当期純利益1,168百万円の計上、減価償却費254百万円の計上、のれん償却額139百万円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は239百万円となりました。その主な内訳は、本社オフィス移転に伴う有形固定資産取得による支出73百万円、無形固定資産取得による支出200百万円、敷金の回収による収入55百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は348百万円となりました。その主な内訳は配当金の支払317百万円、自己株式の取得による支出45百万円等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況当社グループの事業は、行動支援サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 a. 生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b. 受注実績 当社グループは受注による販売を行っておりませんので、該当事項はありません。 c. 販売実績当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループは行動支援サービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)行動支援サービス事業5,238,123106.1 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)株式会社リクルート1,617,98832.81,987,85237.9株式会社LIFULL678,04513.7742,17314.2アットホーム株式会社557,63711.3 ― ― (注)総販売実績に対する割合が10%未満の記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高)当連結会計年度における売上高の概況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② 経営成績の状況」に記載しております。 (売上原価、売上総利益)当連結会計年度において、売上原価は1,228,073千円(前年同期比213,495千円減少)となりました。その主な減少要因は、外注費(前年同期比192,165千円減少)やクラウド利用料(前年同期比27,420千円減少)等によるものであります。主力サービスである「ニフティ不動産」における売上高増加等により、売上総利益は4,010,049千円(前年同期比512,795千円増加)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)当連結会計年度において、販売費及び一般管理費は2,820,071千円(前年同期比326,848千円増加)となりました。その主な増加要因は、販売促進費(前年同期比133,852千円増加)、給与手当及び賞与(前年同期比81,600千円増加)支払報酬(前年同期比57,680千円の増加)等によるものであります。この結果、営業利益は1,189,978千円(前年同期比185,946千円増加)となりました。
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針当社グループは、「思いやりとテクノロジーで、一人ひとりの『幸せな暮らしの意思決定』を支え続ける。」というパーパスを掲げ、より良い暮らしを目指している一人ひとりの行動を支援するための「行動支援サービス事業」を展開しております。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、2025年5月に中期経営計画(2026年3月期-2030年3月期)を公表しており、計画最終年度である2030年3月期の定量目標を、連結売上高120億円、営業利益20億円、ROE15%以上、計画期間中の配当性向50%目途としております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略等当社グループは、経営環境や事業環境の変化にこれまで以上に柔軟に対応し、ステークホルダーのみなさまとともに持続的な成長や中長期的な企業価値の向上に取り組むため、2025年5月に新たな中期経営計画を策定・公表いたしました。当社パーパスである、「思いやりとテクノロジーで、一人ひとりの『幸せな暮らしの意思決定』を支え続ける。」のもと、2030年3月期に向けた新たなビジョン「『人生100年時代の意思決定』を支える企業へ」を新たに制定しております。なお、中期経営計画の詳細につきましては、2025年5月7日に公表した「中期経営計画策定に関するお知らせ」をご参照ください。 (4)経営環境当社グループの中核ビジネスであるニフティ不動産が属する不動産業界につきましては、不動産価格の上昇傾向等を背景に消費者ニーズは落ち着きを見せていますが、コロナ禍を経て改めてライフスタイルへの関心が高まったことにより個々のニーズが多様化しております。また、当社グループの各サービスが属するインターネット広告業界の市場規模は、進展する社会のデジタル化を背景に前年比110.8%の4兆459億円に達する等、堅調に伸長しております。(株式会社電通「2025年日本の広告費」より) (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題少子高齢化を通じた2030年問題等の社会問題、人生100年時代の到来による新たなライフステージの誕生、生成AIをはじめとするテクノロジーの進化・浸透に代表される外部環境の大きな変化がある中、既存事業の着実な成長を基盤としつつ、事業領域及び提供価値を拡大していくことが事業上の課題と考えております。当連結会計年度におきましては、中期経営計画の初年度として、「探す」から「相談」へと提供価値の拡大を図るべく、子会社ドアーズにおけるリフォームサービスの強化など、新たな事業基盤の構築に注力いたしました。一方で、中期経営計画の定量目標の達成にむけては売上高成長率に課題を残しました。また、外部環境の変化として生成AIが想定以上に普及しており、早急な対応が必要であるとの認識をしております。こうした状況を踏まえ、2027年3月期におきましては、中期経営計画2年目として「コアドメインの強化」と「経営共通基盤の整備」を行ってまいります。 ① コアドメインの強化住まいカテゴリーの「提供価値」×「事業領域」a) 「探す」から「相談する」への「提供価値」拡大b) 「お部屋探し支援」から「住まい全般支援」への領域拡大c) プラットフォーム集客力の継続的な強化 ② 経営共通基盤の整備XPANSION(拡がり)に向けた基盤整備a) ID基盤整備およびメンバーシップビジネスの開始b) 生成AI等のテクノロジーの活用の加速c) 非連続的成長への取り組みの推進 ①の「コアドメインの強化」に関しては、住まいカテゴリーにおいて、コア事業である「ニフティ不動産」の集客力を起点に、「探す」から「相談」という提供価値の拡大だけでなく、「お部屋探し支援」から「住まい全般支援」へと領域の拡大を行ってまいります。これにより、ユーザーとの継続的なタッチポイントを構築し、クロスセル等によるLTVの拡大を目指します。 ②の「経営共通基盤の整備」に関しては、提供価値および事業領域の更なる拡大、これらを通じた中期経営計画の定量目標の達成に向けて、経営基盤の充実にも取り組みます。具体的には、ID基盤の整備とメンバーシップビジネスの開始、生成AIの各サービスでの活用とグループ各社での生産性向上に加え、M&Aやアライアンスによる非連続的成長にも取り組んでまいります。 財務戦略:安定的・継続的な配当実施と資本効率の継続的な向上当社は株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題であると認識しており、中長期的な企業価値の向上に必要な投資を推進しつつ、安定的・継続的な株主還元を実施することを基本方針に掲げております。この方針の下、成長投資とのバランスや資本効率等を十分に勘案しながら、配当性向の目途を50%としております。また、成長投資と株主還元とのバランスの取れた適切なキャピタルアロケーション等を通じ、連結バランスシートの最適化を進めることで、資本効率の継続的な向上にも取り組んでまいります。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】1.関連当事者との取引 (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 2.親会社又は重要な関連会社に関する注記 (1) 親会社情報株式会社ノジマ(東京証券取引所に上場)ニフティ株式会社(非上場) (2) 重要な関連会社の要約財務情報該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.のれん及び顧客関連資産の評価 (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度当連結会計年度のれん1,013,412千円874,126千円顧客関連資産483,888千円440,555千円 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報のれん及び顧客関連資産は、企業結合取引に伴って計上したものであります。のれんは、企業結合取引時に見込んだ被取得企業に期待される将来の超過収益力であり、取得価額と被取得企業の識別可能な資産及び負債の企業結合日時点の時価との差額で計上しております。また、顧客関連資産は、被取得企業が既存顧客との継続的な取引関係により生み出すことが期待される超過収益力の現在価値として算定しております。これらは、いずれもその効果が発現すると見積もられた期間にわたって規則的に償却し、未償却残高を連結貸借対照表の無形固定資産に計上しております。当社グループは、主として提供するサービス等によって資産を区分しグループ化しております。減損の兆候のある資産グループについては資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定しております。減損損失の認識が必要と判定された場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、その減少額は減損損失として計上いたします。当該将来キャッシュ・フローを算定する上の主要な仮定は、事業計画に含まれる売上高の成長率、営業費用等であります。主要な仮定は、過年度の状況や関連する市場動向、将来の経営環境における不確実性等を考慮して決定しております。これらの見積りには不確実性があり、今後の市場動向や経営環境が大きく変化した場合には、減損損失を計上する可能性があります。なお、当連結会計年度において、のれん及び顧客関連資産について減損損失は計上しておりません。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】商標権使用許諾契約当社が締結している商標権使用許諾契約は次のとおりであります。 契約会社名相手先契約品目契約内容契約期間ニフティライフスタイル株式会社ニフティ株式会社商標権商標権使用許諾「ニフティ」自 2025年4月1日至 2030年3月31日
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題であると認識しており、中長期的な企業価値の向上に必要な投資を推進しつつ、安定的・継続的な株主還元を実施することを基本方針に掲げております。この方針の下、中期経営計画にも記載のとおり、成長投資とのバランスや資本効率等を十分に勘案しながら、新たに配当性向の目途を50%とすることにいたしました。当事業年度における期末配当金につきましては、2026年5月7日に開示いたしました「剰余金配当に関するお知らせ」に記載のとおり、1株につき32円00銭としております。すでに実施している中間配当27円00銭とあわせまして、年間配当金は59円00銭となります。2027年3月期の配当につきましては、1株につき64円00銭(中間32円00銭、期末32円00銭)を予定しております。なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めており、配当の決定機関は、中間配当・期末配当ともに取締役会であります。(注)基準日が当事業年度に属する取締役会決議による剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額 (千円)1株当たり配当額 (円)2025年10月30日 取締役会決議171,48027.002026年5月7日 取締役会決議203,41132.00
FACTS よくある質問(株価・基本情報)
ニフティライフスタイル株式会社(4262)の株価は?
4262(ニフティライフスタイル株式会社)の発行済株式数は?
4262(ニフティライフスタイル株式会社)の株主数は?
4262(ニフティライフスタイル株式会社)の配当利回りは?
4262(ニフティライフスタイル株式会社)の決算期は?
4262(ニフティライフスタイル株式会社)の上場はいつ?
4262(ニフティライフスタイル株式会社)の売買代金(流動性)は?
GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
SOURCE / 出典
基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E37206)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。